アニメ『クズの本懐』を観ての茜先生に対しての感想 ※ネタバレ含む

2017年1月スタートからノイタミナ枠で放送していた「クズの本懐」

あらすじ

安楽岡花火と粟屋麦は一見理想の高校生カップル、しかし2人とも他に好きな人がいることを了解しながら一緒にいるのだった。花火は幼い頃からお兄ちゃんと慕っていた鐘井鳴海を、麦は昔家庭教師をしてくれた皆川茜が好きだった。それぞれ花火たちの高校の新任教師になった鐘井と茜は次第に距離を縮めていく。それを見守る花火と麦はお互いに似たところがあるのを感じ、お互いを好きにならないこと、どちらかの恋が実ったら別れること、そしてお互いの身体的な欲求にはどんなときでも受け入れることを条件に付き合っている振りをすることになる。

という話なのだが、私はこの中でも皆川茜という登場人物だけに関して語りたい!

皆川茜とはどんなキャラなのか

皆川茜(cv:豊崎愛生)
花火や麦の通う学校の音楽教師。清楚な出で立ちで、生徒からの人気も高い。
というよりも、私から見ると生徒からの人気以前に、世の中の男全てからの人気が高いと思える女性。

外見から見ても分かる通り、パッと見はとてもビッチには見えない。
本人いわく、男性にチヤホヤされるのが好きなのと、それに対しての女性からの嫉妬の視線はもっと好きとのこと。

あと、人が好きな相手ではないと、その人の魅力が分からないらしいので、彼女持ちや、人気がある男性や、モテる男性が素敵に見える。
その裏に含まれているものは、そういう男性に好かれる自分が好き。そういう男性と付き合っている自分が好き。つまりは自分が大好きな人。

後半でのお話しで、麦に自分の存在はいづれみんなに忘れられたいと言っており、だから先生になったらしい。
皆の記憶の中で「自分」ではなく「先生」という存在としてだけ記憶に残らせたい。本当のの自分の存在を誰の記憶にも残したくないと思っていた。
けれども、鐘井鳴海という男性(茜先生には同僚の教師)と出逢い少しづつ思考などが色々と変わっていく。

人は簡単には変われないと作品内でたびたび麦などのキャラが口にするセリフだけれども、茜先生は鳴海先生と出逢って少しづつ何かが変わっていく感じに思えた。
まだ最終話も見ていないし、原作も読んでいないので、アニメを観た感想だけだとそんな感じです。

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茜先生に対してだけの感想

来るもの拒まず、去るもの追わず。

そういう女性って実際いるのですよね・・・。
狙って付き合う男性は他の女性が騒いでいる男性。
しかも狙っている男性と言いつつも、実際はこちらに来るように無意識に罠を仕掛けて誘き寄せる。
魔性の女性と言えば魅力的ですが、相手の男性たちも殆どが身体目当てなので、本気で付き合いたいとか、本気で好きな男性など滅多に現れません。
正直世の中でモテる女性の殆どの実態はこういう現実だと思います。
誰も本気で愛してくれたりはしないのです。ただちょっかいを出したいだけ、やりたいだけ、それだけ。
本人もそれを理解しているからこそ、タイミングを見て相手が必ず傷付くように振る。

こういう女性の根本には必ず「愛されたい」「幸せになりたい」「たった一人の誰かの特別になりたい」「大事にされたい」などという想いがあると思います。

けれども、現実は付き合うまでの間や、しばらくは歯の浮くようなセリフだったり、調子の良いことを言いつつも、慣れが生じるとぞんざいに扱う男性ばかり。
女性側の気持ちを冷めますよね・・・終いには別れた後などは自分にも問題があるハズなのに、女性を「ビッチ」や「男好き」と罵る(アニメ本編でも昔の相手にデート中に遭遇して言われていましたよね)。

知っている女性にも同じような女性がいて、その人は既婚者だったのですが、旦那様以外に彼氏が大体いつも3人はいたそうです。
私が知り合った時の彼氏の人数は1人でしたが。
旦那様との関係はかなり早い段階で冷めきっていたそうです。

何故1人の男性に絞ったのかと言うと、「もっと自分を大事にして欲しい」「あなたはそんな人じゃないでしょ?」「僕があなたを幸せにしてあげたい」と毎日のように職場で言われたそうです。

その女性も最初は自分はビッチでこういうのが好きだからと言っていたそうなのですが、いくら傷付けても断っても告白をし続ける彼に、他の人とは違う何かを抱き、少し期待の気持ちも込めて付き合ったそうです。

付き合ってからは、将来結婚するために準備をしようとも話していたそうです。
ここまで聞くと素敵だな、幸せな人にやっと巡り会えたのかな?と私は思ってしまいました。

ところが深く聞いてみると、男性も既婚者というし、デートの約束や旅行の約束になると奥さんの事情なのか、家庭の事情でドタキャンが増えたりもしていたそうです。
それでもその女性は将来お互い再婚して一緒になろうという言葉を信じていたのですが、最終的には奥さんとは全然別れる気配もなく、再婚する気持ちもなかったそうで、久し振りにあったその女性の口から零れた言葉は「男は所詮やりたいだけの生き物なんだよ」とのことでした。
「やるためなら、どんな言葉でも平気で嘘をつけるし、相手の弱みにもつけ込める。分かってはいたけれども、信じてみようと思った自分が馬鹿だった」

結局、男性に救われようと考える思考こそが自らを不幸にするのだと思います。

その後この知人の女性は、誰にも頼ることなく転職をして年棒の高い会社に就職をして、男性に頼らない自立する道を選んで歩んでいきました。

何が言いたいのかと言うと、鳴海先生のような男性を選んでも幸せになれるかは別という話です。

人間って欲深い生き物なのです。特に男性は女性の身体に対して、他の男性に自分の所有物が触られるのは嫌がる傾向があるそうです。
作品内で鳴海先生は茜先生が他の男性と肉体関係を持つことを嫌がったりしていませんでしたし、他の男性と全然違っていたことが茜先生のハートを射止めていましたが、もし結婚をしたり状況が変わったら、こういう男性こそ束縛が激しいと思います。

アニメはアニメだからです。現実にこんな男性がいたら本気で注意をしましょう。

「どんなあなたも受け入れます」

魔法のような言葉のように思えますが、そこまで愛のある人間など聖人くらいです。普通の人間ではそうそうに存在しません。
作品内でも言っていた通り、相手の中に自分のことが好きという感情が見えてこそ、相手は自分に良くしてくれたり優しくしてくれたりするのです。
見えない相手に人はそこまで出来ないのです。

アニメでも麦が茜先生を子どものように表現をしていましたが、結構こういう女性が一番騙されやすいです。
自分が騙しているつもりで、実は相手に騙されているパターン。

アニメも鳴海先生に茜先生が振られたり、傷付けられたら現実的で面白いのに、と思って最終話を楽しみにしています。

※追記※

アニメでは、茜先生は鳴海先生と結婚しました。アニメは所詮アニメですな・・・現実ではそうはいかないとは思うのですが。。

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