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あらすじ
ツレ(作者の夫)がある朝「死にたい」と真顔で言い出した。うつ病。売れない漫画家の妻(作者)と共に送る闘病生活を描く。
自殺未遂、症状の改善、悪化などあらゆる出来事を決して固くない絵のタッチで表現するという内容、うつ病を「宇宙カゼ」と呼んだり、抑うつ状態の症状が現れている時に憂鬱をキャッチするアンテナが頭に現れているという独特の描写などがある。75万部を出版する。
作者は、うつに対する知識として「精神的に弱い人がなる」「神経症のようなもの」というイメージを持っていた。
作者の周りの人の病気に対する知識の乏しさや誤解が多いと感じ、自分達の世の中にうつ病の事を広めたい、そしてツレが退職して退職金と失業保険を使い切り、作者の仕事が少ないという経済的理由も相まって出版社に企画を持ち込む。
数社から「暗い」などとして断られるも、発売が決まる。
映画を見た感想
本当に見て良かったと思えた映画で、合計4回も見直してしまいました。
欝病患者の気持ち・・・凄く表現されているというのもありますが、宮崎あおいさんが可愛いです。
髪型とかあんまりにも可愛いので思いっきり真似をしている最近です。
こういう夫婦良いなぁ~って見ながら何度も何度も思いました。
そして私も相手がこういう辛い時に「仕事辞めなければ離婚する」「ツレがうつになりまして仕事を下さい」って言えるような奥さんになりたいと思いました。
私は自分自身が精神病だったり欝の症状も併合してあるので、旦那さん側の面が多く相手に迷惑ばかり掛けている日々で、迷惑を掛けたりする自分もとても辛くて死にたくなることは沢山あります。
でも、それでも私は宮崎あおいさんの演じる奥様の側に回りたいんです。
そちら側で相手を支えたいって思うんです。
とても、ツレ側の立場なのに、見る度に頑張りたいって、私ももっと頑張らなきゃって思えました。
頑張らなくても良いっていう言葉も理解しても、それでも私はこれを見て、のんびりしながら前に進みたいんです。
とても本当に良い作品でした。ご家族にうつ病や精神病の方がいらっしゃる方はもちろん、本人がそうだという方どちらにも見て欲しいと思った作品です。