時々男性で「結婚をするなら一人暮らしを経験している女性が良い」という人がいるのですが、最近本当だなと思います。
何故結婚をする前に一人暮らしの経験をしている女性の方が良いのか
六本木の高級クラブで務めていたときに常務の方にも、「結婚する前に一人暮らしは経験を一度でもしておいた方が良い」と言われたのですが、当時はあまりピンとこなかったり、一人暮らしをしている女性にあまり良い印象を抱いておりませんでした。
親元を離れての生活というのが、嫁入り前の女性が~とか、お部屋に男性を連れ込む~とか、少し古いタイプの思考で見ていてあまり良い印象を私はとにかく抱いていなかったのです。
でも、実際に自分が一人暮らしをしてみて思ったのですが、一人暮らしをしている女性の方が良いですね。
実際に一人暮らしをしないとできないことが沢山ある
今までは実家暮らしだったので、付き合う男性がいる場合でその人が一人暮らしをしていたら通い妻のように家事などを行っていたのですが、今いち上手にその場限りの行いなので出来ないのです。
どうすれば要領良く出来るのかとか、こうした方がどれだけ能率や節約に繋がるかなどの生活の知恵が全くなくて、相手にイライラをさせてしまっていたように思えます。
『結婚をしたら頑張るから』とか、『一緒に暮らしたら頑張る』っていうのは、これにおいては頑張って出来るようになる前に別れ話になったり関係が崩れるかもって思いました。
かなり心の広い男性だったり、お世話をするのが生きがいの男性ならば話は別ですが、通常の男性はやはり女性に家事などをしてもらいたいっていうのが心の奥での理想だったりすると思うのです。
共働きの夫婦が家事の分担で喧嘩になるという記事をよくネット上のニュースで拝見するのですが、多分この夫婦の奥様は結婚する前は実家暮らしだったのだろうなぁって最近は思いながら読むようになりました。
同棲や夫婦の場合、不満がでたりするのは実家暮らしが長いから?
好きな人が一人暮らしをしているときに私が半同棲で家事などをしている時、本当に「何故同じ働いている環境で私だけが家事を行わなければいけないのか」「夜帰ってきて夕飯を作って、朝早く起きてお昼のお弁当と朝食の用意をして、週末も洗濯をして、食料の買い出しも私がしてって家政婦じゃないんですけど」って確かに当時はかなり思っていて、それなのに文句とか色々言われるなんて怒りがボーンって爆発しまくりでした。
でも自分が一人暮らしをして最初の頃はやはり家を訪ねてくれたときにイライラってしてしまったのですが、慣れてくるとイライラってしないで自分一人の毎日に一人追加されただけって思うし、自分のペースを崩されたくないので「手伝うよ。何をすれば良いの?」とか声を掛けてくれても「手伝うよりも○○のアニメ凄く面白いから、それを見ていてくれた方が嬉しいな。感想聞かせてね」って言えるようになりました。
言えるようになりましたと言うよりも、本当に手伝ってくれるよりは好きな人が消化していないアニメを見て感想を後から語り合えた方が嬉しい。
それくらいに家事の流れなどが身体にしみついて苦痛などと思わないで自然に出来るように動けるようになったのです。
お料理も前は料理の本を見ながら一つ一つ丁寧に作らないと出来なかった私なのですが、今では平日帰ってきてから自炊で夕食を頂くので、早く出来て食べるためにをテーマに作るので要領よくこなせるようになりました。
一つのものを作りながら、もう一つを作るとか、主婦の方々とかには当たり前のように思うようなことだとは思うのですが、実家で母に何でもしてもらっていた私としてはかなり以前は出来なかったのです。。
実家では帰ったらお茶が普通に黙っていても出て来るし、部屋で何かしていても飲み物とお菓子が運ばれてくるような家だったのです。
グレープフルーツや、はっさくや夏みかんなどの皮が分厚い柑橘系は自分でむいたことがなく母がむいてくれていました(今思うと恥ずかしい話なのですが)。
一人暮らしをするようになってからいかに時間を活用して節約をしながら様々なことをするかをテーマに家で過ごすので、それが仕事にも生かせて前より能率が上がったようにも思えます。
結婚する前に結婚準備として一人暮らしを一度経験をするのはかなりおススメです。
家族や友人や食べ物やお金の大事さにも気付くことが出来たので(頭で理解はしていたのですが実行出来ていなかったと今は思うのです)、今は本当に今までの自分に反省をしながら今後を頑張って生きたいと思います。