「女囚セブン」のドラマがリアル女の世界で面白い! ※ネタバレあり

あらすじ

殺人罪(しかも冤罪)で刑務所に放り込まれた謎多き・京都の芸妓・琴音…彼女が収監されたその刑務所では、日々女たちの激しいバトルが繰り広げられていた!
謎多き政治秘書、夫殺しの元ヤンシングルマザー、遺産目当ての後妻業の女、全身整形の美容整形看護師、老老介護で夫を殺した最高齢、そして嘘だらけの食い逃げ女――個性豊か、いやアクが強すぎるほどの女たちの中を、琴音は生き抜いていくことができるのか?

メインキャスト紹介

神渡琴音(かみわたり・ことね)剛力彩芽
殺人罪で刑務所に入れられた京都の芸妓。酔っ払って寝ている間に仲間の芸妓が殺され、状況証拠が揃ってしまったことから有罪が確定してしまうが、実は冤罪。
刑務所で待ち受けていた女囚たちから壮絶なイジメに遭うが、舞妓・芸妓の世界でいけずな姐さんたちから厳しい指導を受けてきた琴音にとってそれくらいのイジメは屁でもないため「えらいすんません、かんにんしとくれやす」と捉えどころのない感じでかわし、何ならシレッと仕返しする。
力づくで来られても、合気道でスルリとかわす。何も知らないおバカなふりをしているが、実は腹黒くしたたか。語学にも長け、超地獄耳かつ怪力。

楠瀬 司(くすせ・つかさ)山口紗弥加
政治資金規正法違反及び詐欺罪で服役している、謎多き政治秘書。宝塚の男役のような仕草がカッコイイ男装の麗人。あだ名は“ヅカ”。政界の事情通。極度の潔癖症で、よく自分の周辺を除菌している。

市川沙羅(いちかわ・さら)トリンドル玲奈
殺人罪で服役している、キレると怖いシングルマザー。あだ名は“元ヤン”。雑居房(共同室)では最年少だが、刑務所歴はかなり長いため、新入りである琴音いじめも率先して主導する。DV夫から子どもを守ろうとして殺してしまった。

津田桜子(つだ・さくらこ)平岩紙
無期懲役で服役中。自称「モテすぎちゃって困る」後妻業の女。遺産目当てで男に色仕掛けをし、殺してきた毒婦。あだ名は“エロ女”。本人いわく“夜の匠”だが、見た目はどう見てもただのオバサン。常に自信満々で、獄中でも自分磨きに余念がないナルシストな勘違い女。

矢島千鶴香(やじま・ちづか)橋本マナミ
業務上過失致死で服役している不倫にハマった有名美容整形外科の看護師。あだ名は“ナース”。実は全身整形サイボーグでその美しさが偽物であるため、異常なまでにひがみっぽい。特に千鶴香の話をしていなくても「いまみんなで私の悪口言ってたでしょ!」と泣き出してしまうような被害妄想癖があるヒステリックな“ネガティブモンスター”。

平塚うめ(ひらつか・うめ)木野花
雑居房(共同室)の中で最高齢の老女。優しい顔つきでおとなしく、琴音いじめにも関与せずに粛々と労務をこなす。あだ名は“ウメボシ”。ちょっと耳が遠い。老老介護の末、夫を殺害してしまった。

坂本奈津(さかもと・なつ)安達祐実
無銭飲食を繰り返す、刑務所ナンバー1の情報屋。あだ名は“食い逃げ”。おしゃべりで刑務所内の情報にも明るく、琴音が入所してきたときはルールなどを教えたり、とあれこれ世話を焼く。
しかしその優しさは実はすべてウソで、琴音を陥れようと裏で暗躍していて…?

見ての感想

剛力さんが以前の「レンタル彼女」の時よりも、もっと綺麗で可愛くなっていてビックリしました!
髪の毛が伸びたからなのでしょうか?あと少し大人っぽくなった気がします。

来た時は無表情で無口で大人しい感じで、そこがまた凄くミステリアスで綺麗な線を際立たせている雰囲気を醸し出していた剛力さん。

刑務所内に入ると、ピンクの囚人服とか可愛らしい刑務所なのですが、中身の実態は新人虐めをする他の囚人がいたりと、イメージ通りの刑務所そのもの。

そんな中、同じ刑務所内の安達祐実さんが色々と世話を焼いて声をかけてきます。

この安達祐実さんが恐ろしく可愛い!剛力さんと並ぶと、目が癒されます(2人とも可愛いという意味です)。

過去の回想シーンでの安達祐実さんはセーラー服を着ているのですが、35歳でこんなに違和感なくセーラー服を着こなせる人がいるのでしょうかってくらいに似合っていました。

話は逸れましたが、この安達祐実さん、やたら剛力さんに色々話しかけて質問などをしたり、聞いてもいない情報を自ら話してきます。

リアルの社会においても、こういう人物は要注意人物です(こちらを参照⇒『職場での会話は嘘半分、本当半分くらいが丁度良い)。

自らも自分は刑務所内で情報通と言っているだけあって、後々に剛力さんを陥れようとします。

しかし、そこに気付き、尚且つ逆に安達祐実さんを追い詰める剛力さんの演技に圧巻です!

最初は京都弁でしおらしく「来たばかりの私に親切にしてくださって、おおきに~」のような感じに言ってから「なーんて言うと思った?」からの、凄い京都の人のイメージあるあるが炸裂。

しかも、剛力さんのこの表裏の感じ、一瞬大人しそうでしおらしい女性のような一面から、実は凄く腹黒そうで根性悪そうな強そうな感じ、銀座の女あるあるでもありました!

一瞬着物とか着て、言葉遣いも綺麗で、凄く素敵なママさんが、何か気に入らないことが起きると裏で黒服などを怒鳴り散らす時の感じはこういう感じです。

ネットで「銀座のママから学ぶ~」とかよく記事を見かけますが、そんな可愛くて綺麗なただの魅力的な人間ではないと言いたいですな。かなり奴らは腹黒いし、普通の人と違う脳みその持ち主でもあります(お金が関わると余計に目の色変えて怖い)。

話はまたまた逸れてドラマに戻ります。

後半のお話しで何よりも、剛力さんのこのセリフが私のハートを鷲掴みにしました!!

「そもそも家族なんてユニット時代遅れやわ」
「同じ家にいるさかい、腹も立つんか、殺し合うたり、お金で揉めたり、お正月は集まらなあかん、家族なんてユニットの弊害やわ」
「人間生まれるのも死ぬ時も一人なんやし」
「みーんな生まれた時から一人でずっと生きたらよろしい」

本当に、私も最近そう思っていました。

というよりも・・・実際に自分が最近家族に捨てられた身なので、たかが血か繋がっているから、永遠にずっと縁が切れないとか、家族は特別とか、もはや何一つ思わないです。

だからこそ、結婚をしたからって家族?血も繋がっていなければ赤の他人ですよ。

ましてや、旦那様は情により少しは他の人とは違うかもしれませんが、旦那様の家族なんぞ、赤の他人でもガチ他人ですからね。

「本当の娘のように思っているから、いつでも頼ってね」って何を言ってるんだこいつと白けた私が一年経ち、ますます白けた最近です。

結婚しても、旦那様がいても、自分一人で生きていけるようにならなきゃとは毎日のように思います。

このドラマの剛力さんのような感じに強く生きれたら素敵なのにって、ドラマを見て惚れ惚れしました。

襲われそうになっても、合気道で相手を負かしたり、交わしたり、食事のご飯の上にゴキブリを置かれても、本来ならば「キャー」とかせめてご飯からゴキブリをどかして食べると思うのですが、そのままゴキブリごとご飯を食べたりとか。

虐めている側の狙いをことごとく壊していく感じとか、素敵過ぎる♡だが真似できね~

終いには安達祐実さんの過去を見抜いて追い詰めて、数々の虐めがお前の仕業なのは気付いていたんだよ~からの、追い打ち。もはやグーの根も出ない流れ。

なんて美しいのだろうと・・・

最初は私も職場でこのように振る舞ったり猫かぶりの演技は出来るものの、途中でなんだか白けてしまったり、メンタルの弱さからグダグダ壊れてしまう流れになるので、本当にこういう女こそ、女社会で生きれるのかもと思いました。

合気道習おうかな?

色んな他の囚人の人の過去が今後展開されていくのも楽しみですが、その中で剛力さんがどのように他の人たちと関わっていくのか、尚且つ剛力さんが誰に陥れられて、刑務所に来る流れになったのかなどの謎解きも今後は楽しみです。