2017年4月から放送のドラマ
あらすじ
道間慎(野田洋次郎)は売れない小説家。
彼は半年前から5人の謎の美女たちと一つ屋根の下で暮らしている。
コーヒーを愛する家では全裸の女 白川美波(福島リラ)、紅茶を愛するヨガと本好きの女 塚本ひとみ(松井玲奈)、ほうじ茶を愛する礼儀正しい女 小林佑希(我妻三輪子)、アセロラジュースを愛する訳アリ高校生の女 鈴村みどり(武田玲奈)、牛乳を愛する、大物感を漂わせる女 開菜々果(新木優子)。
女たちは家賃兼生活費として毎月100万円もの大金を慎に支払う。
この共同生活にはいくつかルールがあり、彼女たちに対する質問は一切禁止されている。
5人の美女たちの年齢は10代から30代と幅広いが、彼女たちがなぜこの家に集まってきたのか、
普段は何をやっているのかなど一切は謎に包まれている…。しかし、彼女たちとの奇妙な共同生活を通じ、女たちの過去や存在理由などが少しずつ解明されていく…。
同時に彼自身の身にも思いもよらなかった変化が起き始め、彼を取り巻く環境はどんどん変わっていく。
そして、ある日。美女たちとのちょっと奇妙な共同生活に幸せを感じ始めていた慎に、すべてを崩壊させる事件が起きる…(※公式HPより拝借)
キャスト
道間慎/野田洋次郎
小説家。とある文学賞で大賞をとりデビューするが、売れ行きは芳しくない。半年前から5人の謎の美女たちと1つ屋根の下で暮らしている。
野田洋次郎氏 詳細:ロックバンドRADWIMPSのボーカル・ギター
白川美波/福島リラ(100万円の女その1)
コーヒーを愛する女。家の中では常に全裸。妖艶な魅力と得体の知れないオーラを放っている。
100万円の謎:人気アイドルも所属する高級売春クラブ経営者
福島リラ氏 詳細:デル・エージェンシーの社員になろうと思って面接に行ったところ、モデルとしてスカウトされる。2004年にニューヨークへ渡る。アメリカを拠点に、世界中の広告やファッション誌でモデル活動後、2011年に帰国。モデル業のかたわら、女優の勉強を始め、2013年公開のハリウッド映画『ウルヴァリン: SAMURAI』でヒュー・ジャックマンの相手役に抜擢。NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』やアメリカのドラマ『ARROW/アロー』シーズン3および『ゲーム・オブ・スローンズ』にも出演した。
塚本ひとみ/松井玲奈(100万円の女その2)
紅茶を愛する女。なぜか無類の読書好きで常に本を読んでいる。ヨガ好きでもある。
100万円の謎:まだ不明
松井玲奈氏 詳細:SKE48一期生としてデビュー。2015年8月にグループを卒業後、女優・タレントとしてドラマや映画・バラエティーなどで活躍中
小林佑希/我妻三輪子(100万円の女その3)
ほうじ茶を愛する女。言葉数少なく、無駄話をしないがたまに優しい一面も。
100万円の謎:お金持ちの旦那様の妻(旦那様はちなみにおじいちゃん)
我妻三輪子氏 詳細:モデルとして活躍後、現在は主に女優として活動の幅を広げ、映画「ヒロイン失格」や、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」など出演
鈴村みどり/武田玲奈(100万円の女その4)
アセロラジュースを愛する、陰のある高校生の女。生い立ちになにか秘密を抱えている。
100万円の謎:宝くじ10億円当選者
武田玲奈氏 詳細:2013年モデルとして芸能活動をスタートし、2015年 映画「暗殺教室」で女優デビュー。その後、CM江崎グリコ「ポッキー~恋愛篇~」、ドラマでは、MBS/TBS「監獄学園~プリズンスクール~」、NTV「ラストコップ」などに出演。2016年4月~「non-no」専属モデルで活躍中
開菜々果/新木優子(100万円の女その5)
牛乳を愛する女。一見とらえどころがないが、大物感が漂うオーラを放つ。
100万円の謎:世界的有名女優
新木優子氏 詳細:スカウトをきっかけに2008年デビュー。映画「僕らのごはんは明日で待ってる」ではヒロインを務め、雑誌『non-no』の専属モデル、女優・モデルとして活躍中。
見た感想
最初はRADの野田さんが出るんだ~と思って、少々冷やかしも込めて見たつもりが、かなり面白いです!
まず野田さんの演技がとても良いです。セリフ回しもたどたどしい?どこか気弱な感じで役柄と凄く合っている。
しかもしかも、どのセリフの語尾も凄く優しくて耳障りが良いです。全然好きではなかったのですが、かなりこのドラマを見て私は野田さんが好きになりました。
しかし、絶対に野田さんは脚本を見てからこの役を引き受けたであろうなとは思うくらいに、とにかく女性たちと絡む絡む絡む絡みまくります!!
このドラマのお話の内容は、野田さん演じる売れない小説家の元に、ある日招待状をもらったという女性たちがやってきます。
その女性たちに対しての質問は一切禁止。
その女性たちと一緒に暮らし、お世話をするのが野田さんの仕事にもなります。
一瞬「え?」と思うかもしれませんが、お世話のし甲斐がある理由が、その女性たちは毎月家賃として100万支払うのです。
まず、何故彼女たちが毎月100万もの大金を簡単に払えるのかの謎です。
その謎は回を追う毎に解き明かされていきます。
野田さん演じる売れない小説家の道間のお父さま役がリリー・フランキーさんなのですが、お父さまが人殺し(お母さまと浮気相手を殺した。そこに止めに入った若い警察官も一緒に殺してしまった)ということもあり、定期的に野田さんは刑務所に面会に訪れます。
殺されてしまった若い警察官のお家にも、定期的にお線香をあげに菓子折りを持ってお伺いします。
お家のFAXには「人殺し!」などと書かれているFAXが一日に何度も届くのですが、野田さんはもう慣れっこのようにスルーです。100万円の女たちもちなみにFAXをスルーしてなんとも思っていませんでした。
野田さんが演じる小説ではお父さまが人殺しをしてしまったこともあり、人は絶対に死なないそうです。敢えてそういう作品を書いているみたいなのですが、どうやら見ている限り読んだ人の感想は面白くないみたいです。。
1話目では、野田さんと100万円の女たちの生活の奇妙な生活を描いており、2話目では、福島リラさん演じる100万円の女の謎が解き明かされました。
街中の大きな看板になっていた人気アイドルの女の子も所属している高級売春クラブの経営者で、そのアイドルの金額が1晩2,000万円!野田さんも一瞬2,000万円なんて払う人間がいるのか?!とのことだったのですが、誰もが憧れているアイドルを独占する優越感のために払う人間がいるのがこの世の中というのが、お答えでした。
ちなみに実際夜のお店などで働いていると、芸能人の一晩のお値段の話などはよく耳にします。
本当か嘘かは分かりませんが、大金を積んだら殆どの芸能人が買えるらしいです。
人気絶頂期の浜崎あゆみさんの裏映像を100万円で入手したと言っている人もいました(本当か否か分かりませんが)。
だけどさすがにどの芸能人のお値段も2,000万円は聞いたことがなかったので、私でもさすがに驚きました!!!今だったら誰クラスだと一晩2,000万円になるのか興味津々です(叶姉妹さんでも当時の噂ですと、一晩100万くらいだとのことでした)。
で、そんな自分の知らない現実に野田さんが驚いていると、福島リラさんが野田さんに「エッチをしよう」と誘ってきます。
ちょっとビックリしつつも、受け入れ態勢の野田さんだったのですが、イザというところで「僕で良いの?」と問いかけてしまいます。
その言葉で福島リラさんが白けてしまって「は?」となり終了・・・確かに「僕で良いの?」白けます。
福島リラさんからも「女はぐいぐい引っ張って欲しい生き物なのに、僕で良いの?ってなんなんだ」と叱られます。
そんなやり取りもかなり面白いです。
女性も男性も楽しめる作品だと思います。
4話目くらいで、武田玲奈ちゃん演じる100万円の女の謎が解き明かされます。
施設育ちで、その施設がみんなは家族みたいなちょっと狂気染みた思考の施設だったこと。
その施設にいる時に、早く施設を出たくて必死になってバイトをしてお金を貯めたこと。ある日何気なく買った宝くじで10億円当選をして、未成年だったこともあり、同じ施設の年長の男の子に頼んで、口止め料も払ったのに、その後からずっと脅されていること。
最新話で武田玲奈ちゃんは、同じ100万円の女の我妻三輪子さんにそのことを相談します。
けれども、多分一生いくら払ってこれで最後と言われても脅されるのは目に見えているから、裏の人に頼んで消してもらおうと言われます。
そこで登場したのが、福島リラさん。
我妻三輪子さん、実は凄い人と知り合いとかなのかと、謎が解き明かされると期待したのに、福島リラさんかぁ~確かに裏の人だと実感。
福島リラさんは武田玲奈ちゃんに「もっと強くなりなさい」と伝えて、その後に武田玲奈ちゃんを脅していた施設の男の人を福島リラさんは運転手の人に轢き殺すように命じて、轢き殺します。
なんだかもう色々な謎が渦巻いています。
新木優子さん演じる世界的有名な女優さんも、どうして野田さんの家にいるのか?
他の100万円の女たちのお仕事や、100万円の捻出理由も気になります。
穏便に話は絶対に終わらないであろう空気しか流れていないため、この後のお話しも凄く楽しみにです。
実際に、次回の予告では、野田さんがまた他の女性とお風呂に入っていました(笑)
そういう視点でもかなり楽しめる作品なので、是非見て欲しいです。