『コケットな女』または「コケットな女性とは」 ※中身抜粋ネタバレあり!

「コケットな女」

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コケットな女とは、自分の身をかまうことが好きなおしゃれな女。

おしゃれをおけいこごとのように実行する女。

静かな情熱をもっておしゃれに多くの時間をさき、少しのお金を使うことで、満足感を得ることができる女のことです。
年齢によってそこなわれることのない満足感を楽しみながら、自分をみがき、精神的にも常に楽しさや満足を求めてやまない彼女は、深刻なことに対しても快楽主義者でいられます。・・・(本文より)

本を読んだ感想

『コケットな女』を読んだら、凄く色んなことが詰まっていたので、コケットな女性とは、私が心に残った文などを箇条書きにしてお伝えしようと思います。

この本は、本当は入浴の仕方、朝晩のお手入れの仕方、お化粧品の選び方、服の選び方など、凄くこまかく分けて書かれている本なのです。

「コケットな女性」私は素敵だなって思うので、そういう気持ちを忘れないで、日々生活していきたいなって思います。

箇条書きメモ(本文より抜粋)

♥おしゃれは一つの美徳です。

おしゃれをくだらないと非難する人々には返事もしないでしょう。
そうした人々は、その重要さもわからず、説得を試みても何にもならないことを、彼女は知っているからです。

♥朝のお手入れは目を覚ませ、夜のお手入れは疲れをとるためのものです。

♥熱愛中の男性の価値は認めるべきです。

彼は恋愛対象の女性に関しては、現実的直感を有するからです。
少なくとも彼の情熱の度合をテストする良い機会です。
ふさわしくない装いのあなたを愛する男性など、押入れにほうりこんでしまいましょう。

♥愛情が顔に表れるのは、コケットな女の最高の魅力であり、他の女性たちにはなかなかできないことです。

暗くノイローゼになりやすい女性に魅かれる男性たちは、彼ら自身も自分のことをかまっていない人が多いものです。
そんな男性からはすぐ遠ざかりましょう。
自分の顔色や輝きより、アルコールやタバコや薬を好む女性は、おしゃれに関心のない女です。

面白おかしい男性には用心しましょう。
彼らは性急に誘惑してきますが、心に苦悩をもっていて自分のことばかりを考えていることがよくあります。
それよりは、多少面白味には欠けていても、もっとセンシビリティのある男性を好む方が良いでしょう。

♥女性はコケットに生まれ、コケットに死ぬのです。

女性にはコケットな女とそうでない女がいる。ただそれだけです。

コケットな女はエレガントな女性とも異なります。
彼女の目的は、社会的成功でも職業的成功でもありません。
彼女は、そう見せるということも、社会的地位を保つことも、利益を得ることも追求しません。
つまり、ある意味で彼女は俗世間に対する野心がないのです。
ただ人に気に入られることと、自分で自分を好きになることだけを追及します。

コケットな女は気まじめではありません。全てに浪費的です。
道理はわきまえていても基本的に彼女は浪費家なのです。
彼女の理性は、用心深さ以外の分野に働くのです。

♥コケットな女はありのままの自分でいることを好みますから、不自然なイメージチェンジを望む男性を無視します。

♥コケットな女は、人に見られる以上に周囲をよく見ています。

彼女の眼差しは、鋭く、すばやく、そして全てを捉え、分析します。
彼女は、自分の目で見たものから学び、利用し、そしてそれをいつでも評価する能力を持っています。
最初の段階では、他の女性への眼差しは冷たく好奇心に満ちていて、品定めをするかのようです。

♥賢いコケットな女は、爪を短くカットし、指先から少し爪が見えるくらいにしています。

こうすると、お裁縫にも、お料理にも、またこまごました家事や、愛撫にも便利ですから。

コケットな女は、無色のマニキュアを二度塗りします。

♥コケットな女は、自分の髪を大切にします。

髪は、彼女の存在そのものを表現するものなので、常に関心をむけているのです。

♥道理をわきまえたコケットな女は地に足をつけた生き方をしています。

ここのところが他のコケットな女と差をつけている点です。

♥自分の趣味を勘ちがいしている男性のことを、自分のことを理解していない、見捨ててもよい相手と判断します。

♥彼女は時間をたっぷりかけるのが好きです。

時間がある時はしっかり約束の時間を守り、時間がない時は見つけます。

時は、お金に似ています。
ある女性はいつもやりくりして持っていますが、ある女性はいつも不足しています。

コケットな女には、お金がなくてもなれますが、時間がないとなれないものです。

♥馬子にも衣装と申しますが、洋服は身につける人の外に表われるサインです。

♥憂うつな日、あるいはただ単に陰うつな気分の日には、新しい服に挑戦しないで、いつも着なれている服を選びましょう。

そういった日は、むしろ控え目な身なりが良いと思われます。
個性的な発想や大胆なものは、気分の晴れた日にとっておきましょう。

いずれにせよ、三十歳くらいになって、女性は自分のスタイルというものを見つけます。

♥コケットな女は眠るのが大好きです。

♥毎日、朝起きがけに、あるいは食事の前に、コップ一杯のぬるま湯を飲みます。

こうすることで腸の調整がうまくゆき、肌も美しくなります。

♥四ヶ月に二日間、コケットな女は断食を実行します。

体内の機能を休め、肌を清浄化する目的のために、一日を使います。

リラックスするために、読書をするか、楽しい映画を見ます。生放送は見ません。
二十四時間は外界と遮断です。
断食の目的は、身体と頭を掃除することです。

彼女は、この時の孤独は本当の静けさを与えてくれ、素晴らしい結果を生みだすと考えています。

♥コケットな女は食いしん坊です。

彼女の、人生に対する欲望には、食欲も含まれています。

彼女はお腹がすくと不機嫌になります。
お互いの食物の好みが同じということは、良い愛情関係の兆しです。
コケットな女は、少ししか食べない女性を警戒し、食べることが好きでない男性を耐えがたく思います。

彼女のスカートのジッパーが閉まらなくなった時にはじめて、体重に気をつかいます。

私たちの存在そのもの、人生そのものは、何を食べるか、また、何を飲むかできまってしまいます。

♥コケットな女は、太陽と敵対関係にあります。

彼女は、太陽が肌にとっての最大の敵であるということを知っています。
ですから、コケットな女は決して日光浴をしないのです。
古くなった革のようにひからびた肌の年老いた女は、若いころ道理をわきまえたコケットな女ではなかったでしょうし、スパイシーパンのような肌を持った若い女性も、コケットな女ではありません。
日光に当たると、肌は確実に傷みます。

しかし、彼女は、少しだけ太陽に当たることが身体にとって良い、ということも知っています。
この行為はカルシウムを固定させ、若い娘の腕に見られるぶつぶつの赤い斑点を消してくれます。

♥コケットな女の人生への意欲は、飽きることなく続きます。

そしてそれは、悲しみや心の葛藤に勝るものです。
精神のバランスや健康のためにも、また、伝染病の危険やモラルを守るためにも、一度に一人の恋人をもつことを、強くおすすめします。
その方が恋愛関係はうまくすすみ、長く続きます。
それに面倒なことが起きず、モラル面でも悩みが起きない分、肉体的にもマイナスにならないからです。
同じ理由から、コケットな女は恋から恋へ、移ろいやすくはありませn。

♥健康は全ての基本です。

よくない健康状態は、さえない顔色や不機嫌を生み出します。
理性のあるコケットな女は、健康なのです。

コケットな女の肉体は、病気やけがなどの災いの時以外は、買うことのできない唯一の財産です。
彼女は肉体をとても大切にします。
外見も、その本質も、彼女の意志で管理するのです。

アルコールやタバコや薬でやつれた顔には、どんなメイクも効き目がありません。

姿勢の良い女性は、美容の半分の道を通過したことになります。
これは、ほとんどの女性に無視されていることですが、最高の真実なのです。


「コケットな女」
エレーヌ ミルラン (著), H´el`ene Millerand (原著), 伊藤 緋紗子 (翻訳)