アニメ「Code:Realize 〜創世の姫君〜」3話目感想 ※ネタバレ含む

前回のあらすじはこちらを参照してください⇒アニメ「Code:Realize 〜創世の姫君〜」2話目感想

物語はヴァンがbarでお酒を飲むところから始まります。

バーテンさんがヴァンの前で何やら左右に首を振り、それを見たヴァンは「邪魔をしたな」と言いお酒を飲み干しお店を後にします。

どうやらヴァンは情報収集をしているようですが、手掛かりを掴めずにいるみたいです。

歩きながら「ホルルギウムを餌に釣るしかないのか」と考えていると、街中が何やら怪盗が出たと大騒ぎになっており、ちょうどヴァンの前の建物の屋根から屋根へとその怪盗が移動しているところを目撃します。

3話目「ヴァンパイア・レクイエム」あらすじと感想

お屋敷でカルディアは犬のシシーにご飯をあげているところを、フランとインピーが眺めながら「すっかり仲良くなったみたいだね」と語らい、インピーはシシーに「シシーお前もやっぱり男だったってわけなのか」とご飯を食べているシシーに近付きますが、そんなインピーにシシーは威嚇。

それを微笑んでお茶を飲みながら見つめるサン。

そこへヴァンが帰ってきます。

フランはヴァンに「ルパンは昨夜から帰って来てない」と伝え、インピーはヴァンに「お前の分の朝食も用意してあるから座れば」と言うのですが、ヴァンはインピーに「お前の料理は口に合わない」と言い、それに対してインピーは「一回も食べたことない癖にい~」とプンプンなご様子(怒り方が凄く可愛い♡)。

ヴァンはそんなインピーを通り越してカルディアを見つめます。

ヴァンと目が合ったカルディアはヴァンに朝の挨拶をしますが、ヴァンは無視をして通り過ぎ、椅子に座ります。

無視をされたカルディアは少し悲しいそうな顔をして、それに気付いたフランはサンの顔を見ます。

するとサンは微笑んだ後に「そういえば面白い記事が出ていましたよ」と席を立ちあがり、みんなに新聞記事を見せます。

新聞記事のタイトル「月下の怪盗現る。空を舞い霧のように消え」とカルディアが声に出して読みます。

するとインピーが「また出たんだ」と言い、サンも「いつもと同じ手口のようです。狙われる品は吸血一族の品ばかりのようです」とのこと。

それを聞いてカルディアは「吸血鬼?」と聞き返すと、サンは「驚異的な能力と永い寿命を持つ亜人種のことですよ。人間にとっては畏怖の対象でした」とカルディアに説明をします。

するとサンは「あなたはよくご存じなのでは?英雄ヴァンヘルシング」と話しをヴァンに振ります。

ヴァンは黙ったまま何も言いませんするとサンは話を続け「彼らの宝は価値の高いものばかりだそうです。狙われるのも無理はないかと」とカルディアに話します。

するとインピーが「警戒されまくっているのによくやるよな。大胆不敵が売りのルパンも形無しって感じ」と楽しそうに笑っていると、「俺がどうしたって?」とルパンが帰ってきます。

そんなルパンにインピーがヴァンがずっと帰りを待っていたことを伝えるとルパンは

「全員揃っているならちょうど良い。耳寄りな情報が入ったぜ」

ルパンの話を聞いてサンとインピーは声を荒げます。

何やら列車と黄昏の長フィーニスを誘拐しようとする作戦のようです。

ルパンの考えでは、情報を得るにはまずフィーニスを誘拐するのが一番手っ取り早いと思ったようです。

インピーは作戦に大賛成で、フランも列車ごと誘拐には驚きつつも賛成のようです。

それを聞いてヴァンはルパンにその情報をどこから得たのかと尋ねると、ルパンは

「俺は泥棒紳士、アルセール・ルパン様なんだぜ!俺に盗めないものなんてねーのさ。それが宝石だろうが人だろうが、それが機密情報だろうがな」

と言うのですが、かっこ良い♡

泥棒紳士って本当に響きがダサいのに、なんでかっこ良いってニヤニヤしちゃんでしょう。

どんなにダサいセリフでも言ったもの勝ち、堂々としたもの勝ちってやつなのでしょうか。

ルパンは「視察中に最も警備が薄くなるのは列車の中だから、みんなが協力をしてくれたら勝算はある」と言います。

それを聞いてインピーとフランはカルディアちゃんは「黄昏に狙われている身だから今回はお留守番ね」と言うのですが、ヴァンは連れて行くと言います。

「その女は黄昏が狙う怪物だ。いざという時の切り札に使えるだろ。私の狙いはフィーニスを仕留めること。手を借りたいんならこの条件を飲むんだな」

本当にヴァンがこういうことを言うたびにゲームでヴァンを攻略したくなりますよね!

どんな顔でカルディアとゲームで恋に落ちるんだ!気になる~~~すんごく気になる~~~

それを聞いてみんなヴァンに敵意むき出しにしますが、サンは「賛成出来かねますが、ヴァンの戦力は計画に不可欠ですよね」と言います。

それを聞いていたカルディアは

「私も行く。みんなが行くなら私も行く。だって、仲間だから」

と言います。

それを聞いてルパンは

「よし分かったお前も手伝ってくれ。もちろん黄昏にカルディアを渡すつもりはないぜ、自分の身は自分で守ってもらう。お前は今日から俺たちと特訓だ。ここには色んな能力を持った奴が揃っている。英国屈指の錬金術師、知識豊富な貴族と、歴戦の英雄、機械の扱いだけはぴか一の技師、そして成功率100%の大泥棒。身を守るための教育機関としては打ってつけだろう?」

とカルディアに言うのですが、このお話しカルディアが守られるだけのお話しだと思っていたので、こういうの大好き!

やはり今時のゲームは多少は自分でも戦う女の子の方が良いですよね。

他力本願とか抱いている女性は現実でもNGだと思います。

それを聞いてフランは自分たちに出来ることならと言い、サンは楽しそうだと言います。

言われた本人であるカルディアはやる気満々で頑張るからと宣言。

賛成ではなかったインピーもカルディアに「インピーも私の先生をしてくれる?」と言われると、

「先生?なんて素敵な響きなんだ♡OKこのインピー先生が特製の発明品を用意しちゃうよ~」

とノリノリです。

それを聞いてルパンは渡すなら安全なやつにしろよ~と言い、フランはなら最初に怪我の手当を教えるべきかなと、何やらみんな楽しそう。

その様子を見てヴァンは溜め息をついて「くだらん」とボソっと言います。

みんなに色々なことを教わるカルディア、それを見ていてルパンはなんだか楽しそうだなお前と言います。

それに対してカルディアは「楽しいのかな?覚えることがあって忙しい」と言うと、ルパンは

「それは良い傾向だ。人間忙しく働いている方が健康的ってもんだぜ」

するとカルディアは「フランはいつも忙しいそうなのに、顔が真っ青な時がある」とルパンに言います。

それを聞いてルパンは「あれはやり過ぎだ」と笑いながら言います。

場面は変わり、準備が整ってカルディアの教育も順調に進んでいるようで、既に運転は覚えてロンドンの地理や歴史にも詳しくなったと褒められるカルディア。

それに対してカルディアは恥ずかしいそうに「みんなのおかげ」と言います。

でもルパン的には一番必要なのは格闘術なのだけど、とみんなはヴァンを見ますがヴァンは

「そんなことのために呼び出したのか」と不服そう。

しかしルパンはカルディアの特訓の仕上げに、今話題となっている吸血鬼一族のお宝を狙う月下の怪盗を捕まえようと提案する。

どうやら月下の怪盗に賞金がかけられたようです。

ルパンの言い分としては、ぶっつけ本番が黄昏よりは良いだろうということと、ルパンたちの活動資金の底が付き始めているとのこと。

それを聞いてインピーはフランに「どれくらい?」と聞くと、フランは「このままだと日々の食費も賄えないくらいさ」と答えるとインピーは悲鳴をあげサンに「サンちゃんは貸してくれないの?」と尋ねますが、サンは

「支援はするとは言いましたが、甘やかすとは言ってません」

と言います。

つまりは普段使い過ぎってことらしいです(笑)

月下の怪盗の狙いはロシフェラトゥー(?)と呼ばれるペンダントだそうで、捕まえた人への懸賞金の額は怪盗の生死は問わずに¥10,000,000の賞金だそうです。

ルパンは「この額だから賞金稼ぎが群がってきそうだが、俺たちにかかれば楽勝だろう?特訓の成果を見せてもらうぜ」とカルディアに言います。

それを聞いていたヴァンが「私も行こう」と突然言いだします。

「珍しいね、君が僕たちと行動を共にするなんて言うのは」とフランもこれにはビックリです。

ヴァンの言い分ですと「資金が足りなければ弾薬も買えまい。ただそれだけのことだ」とのことですが・・・月下の怪盗に興味があるのではと推測する私。

場面は変わり皆はオークション会場に居ます。

凄い額で次々と商品が競り落とされていきます。

「本日のメイン商品の登場となります。こちらはかの吸血鬼の王、あのドラクロア一世が身に着けていたと言われる逸品。ノシフェラトゥの至宝」

オークションの様子を見ているヴァンにルパンは「何か気になることがあるんだろう?お前が動くってことは黄昏絡みかそれとも・・・」と話しかけている最中に突然

「愚昧なる人間ども、穢れた手でそれに触れるでなーい!」

「我が一族の宝、返してもらうぞ!世はドクセラトゥの長、ドラクロアの名を継ぐもの。吸血鬼ドラクロア二世である!我が一族は決して人間を許さない。必ず復讐してやる」

と突然金髪の可愛らしい男の子が登場し、皆は子ども?とやや驚いている様子の中、ヴァンだけは拳をワナワナ握りしめて怒りを抑えているご様子。

このセリフに会場中は大混乱で悲鳴の嵐となり、皆我先にと出口に向かって走り出します。

それを見ていたカルディアはルパンの方を不安そうに見ます。

するとルパンは「イギリス政府は吸血鬼を全滅すべく大規模な作戦を実行した。戦争とは名ばかりの吸血鬼狩りだ。大英帝国の闇の歴史ってやつだ」とカルディアに話します。

会場では吸血鬼の男の子に向かって「化け物!」「逃げろ、怪物だ!」との声が響き渡ります。

男の子はその声を聞いて悲しそうに下を向き、カルディアは「全滅?怪物だから?」となんとも言えない悲壮に満ちた顔でルパンに尋ねます。

するとある大柄のライフルを手にした男性が男の子に近寄り「吸血鬼だ?ただの子どもじゃねーか」周囲を見渡すと賞金稼ぎの男性たちに囲まれています。

男性たちは口ぐちに「痛い目に遭いたくなかったら大人しく捕まりな」と男の子に言いますが、男の子は片っ端から大人の男性目がけて攻撃をして倒していきます。

それを見て賞金稼ぎの男の人たちは「あの動き、本当の吸血鬼なのか」とやや逃げ腰にひるみ、全員で男の子目がけて銃を撃ちまくりますが、男の子は上手く交わすもついに足に銃が当たって倒れてしまいます。

それを見てしめたとばかりに男の子に襲いかかろとするところを、片っ端から賞金稼ぎの男の人たちは何者かに背後から撃たれていきます。

すると、なんと賞金稼ぎをヴァンが片っ端から撃っているではないですか!!

そして賞金稼ぎたちにこう言います。

「失せろ。奴は私の獲物だ」

くそっ、なんてかっこ良いんだ。思わずニヤニヤしてしまう///

賞金稼ぎは悔しそうに武器を捨てて走って逃げていきます。

そんなヴァンを見て「お前は・・・」という吸血鬼の男の子にヴァンは「久し振りだな、ドラキュラ」と言います。

そもそもヴァンヘルシング=ヴァンパイアハンターですもんね・・・なんとなくそんな気はしていました。

すると吸血鬼の男の子は「よくも余の前に顔を出せたな。お前だけは許さない」怒りに震えながらヴァンに言います。

ヴァンは吸血鬼の男の子に「あの日逃がしたお前のことを忘れてはいない」と言います。

するとヴァンの周辺にルパンやみんなが集まってきました。

「ヴァンヘルシング、我らの因縁に決着をつけるとしよう。貴様が父上を殺したあの場所で待っている。この命取りたくば必ず来い」

吸血鬼の男の子は、ヴァンにそう言って立ち去ります。

みんなはヴァンに今のは?と聞きますがヴァンは無視をして通り過ぎます。

建物の外の階段に皆は集まり、フランは「なんだか凄い騒ぎになっちゃたな。月下の怪盗が吸血鬼で、それも王族の生き残りだったなんて・・・でも君は予想していたみたいだね」とルパンに問いかけます。

ルパンは「まあな」と気難しそうな顔をしています。

カルディアは「ヴァンは吸血鬼戦争と関係が?」と聞くと、フランが「ヴァンは当時黄昏に所属していて、ある重要な任務を負っていてね、で吸血鬼戦争における英国の勝利は彼の功績だと言われているんだ」

カルディアはフランに「重要な任務?」と聞くと、フランは「吸血鬼の王、ドラクロアとその一族を殺すこと・・・あの子はどうにかして生き残ったんだろうけど、家族を失ってたった一人で生きてきたんだろうね」とカルディアに言います。

一人で生きてきたと聞いてカルディアは悲しそうな顔をします。

するとルパンは「ヴァンは落とし前をつけに行ったのかな?」とポツリと口にします。

ルパンは「死人でも出たら目覚めが悪い!ヴァンを追うぜ」と言って立ち上がります。

その頃ヴァンは馬で待ち合わせ場所に向かいながら、吸血鬼一族のことを思い出していました。

ヴァンは吸血鬼一族と交流があったみたいです。

吸血鬼一族を殺すと決まった時も、黄昏の長フィーニスに「彼らは温厚な種族なので、人間を襲ったというのは何かの間違いだ」と抗議をしますが、フィーニスはそんなヴァンに

「そんなのどうだって良いんだよ。大英帝国の軍事力を諸外国に見せつけられれば、死ぬのは誰だってね」

ヴァンは「まさか吸血鬼の襲撃事件は政府のねつ造?!」とフィーニスに尋ねます。

するとフィーニスは「それが何?君がする仕事に変わりはないよ」とヴァンに言います。

ヴァンはフィーニスに「出来ません!」と言いますが、フィーニスは「君の家族の命を僕が預かっているとしても」と言われ、何も言えなくなってしまいます。

家族を盾にするとか、一番最低で卑怯者のすることだよなぁ・・・ヴァンが良い人だということだけは分かったけれども、殺したくないのに殺すことになるなんて辛すぎる。。

そして吸血鬼戦争の日、お城で王様の死体の前にいるヴァンを吸血鬼の男の子が目撃をしたみたいです。

ヴァンはそのことを思い出し、終わりにしなければと馬を走らせながら思います。

お城の中で吸血鬼の男の子はオークションにかけられていたお父さんのペンダントを暗闇で眺めています。

そこにヴァンがやってきます。

「待っていたぞヘルシング。剣を取れ、父上が最後に果てたこの場所で。貴様の首を取ってみせよう」と男の子は立ち上がり、剣をヴァンに向け、

「父上の無念、母上の悲しみ、同胞たちの怒り、今ここで晴らしてくれる!!」

と叫んでヴァンに襲いかかり、ヴァンと剣を交えます。

ヴァンは剣を受け止めながら、男の子に「懐かしいな」と言います。

「何故裏切った、信じていたのに」と男の子はヴァンに言います。

ヴァンは男の子に「私が憎いかドラキュラ」と聞きますが、男の子は「その名で呼ぶな。余は父の名前を継いだのだ、貴様が父を葬った時に!」と怒ります。

するとヴァンは男の子に「ならば本気で来い!ドラクロア二世」と言い、男の子はヴァンを目がけて走り出した時に、お城の外にルパンたちが到着。

ルパンたちが広間に駆けつけると、ヴァンに男の子の剣は弾き飛ばされて、男の子の喉元に剣を当てながらヴァンは「人間に復讐すると言ったな。この程度でか」と言います。

男の子はうるさいと叫んでヴァンに素手で攻撃をするも、地面に投げつけられ「お前は弱い。私にすら勝てん」と言います。

すると男の子は「見くびるな。お前を、人間どもを殺すために今まで生きてきたのだ」とヴァンに再度攻撃しようとするも、交わされて壁に投げつけられてしまいます。

それを見て心配するカルディアはルパンに助けを乞いますが、ルパンは「大丈夫だ」とカルディアに言います。

倒れた男の子にヴァンは「お前に復讐は無理だ。人間全てに復讐するのは諦めろ」と銃を向けて言います。

すると男の子は「諦めろだと?ならばこの憎しみはどこにぶつけろと。お前たち人間が、お前が殺したんじゃないかー!!」と泣き叫びます。

実際は吸血鬼戦争の時、ヴァンは任務を果たしたら吸血鬼たちを殺さないとフィーニスと約束をしていたのではないでしょうか?

ところが実際は皆殺しにされてしまった。

ヴァンが男の子を前に当時の自分も吸血鬼たちの死体を見て号泣するのを思い出しますが、決してそのことを自分が殺したわけではないことを男の子には告げません。

ヴァンがフィーニスに復讐したい理由は、吸血鬼たちを殺したことへの復讐っぽいです。

しかしヴァンは吸血鬼の男の子に「私の命をくれてやる。私にはなすべき目的がある。今はまだ殺されるわけにはいかない。だが、全てが終わったら私を殺すが良い。約束する。ここにいるものたちが承認だ」と言いますが、男の子は「今更なんのつもりだ。そんなのは許さない」と言いますがヴァンは「許さなくて良い。だからお前の復讐は俺を殺して終わりにしろ。それ以上は誰も憎むな」と言います。

カルディアは号泣する男の子に駆け寄り、みんなに向かってこう言います。

「この子を私たちの屋敷に連れて行くのはダメかな。ここに一人でいることはきっと、寂しいことだと思う。孤独じゃなきゃいけない人なんていないから、私たちと一緒に行こう」

このセリフを聞いてルパンは恥ずかしそうに下を向きます。

しかし男の子は「余は墓守だから、ここを離れるわけには」と最初は嬉しいそうにしていたのですが、照れくさそうなツンデレだな、断ります。

しかしヴァンが「ならば私を見張っていろ。そしていつか私を殺し、その事実を持って一族への手向けとするがいい」と言いますが、男の子はなんとも言えない顔をします。

帰り際にヴァンはカルディアに「格闘術を習いたいと言っていたな。教えてやっても良い。女でも容赦はしないが覚悟はあるか?」と言います。

カルディアは「大丈夫。よろしくヴァン」とお願いします。

あなたの目から悲しみの色は消えないけれど、その奥にある優しさが今は見える気がする。

あの人の手が私を迎え入れてくれたように。私にも出来ることがきっと――

で、早速特訓が始まっているみたいですが、カルディア盛大に転びます。

それを木の上から見ていたルパンは「特訓も良いけど、カルディアをあんまり虐めんなよ」とヴァンに言います。

いや、でもちゃんと倒れたカルディアに手を差し伸べてヴァン優しいぞ!!

すると叢がガサコソっとして、皆がなんだろうとそちらを見ると、あの時の吸血鬼の男の子が

「あの時の言葉に偽りはないのだな、ヘルシング」

と言って荷物を抱えて立っています。

するとルパンは「これは今日は歓迎会だな。お前も参加しろよ」と言い、

ヴァンは「ああ」と返事をします。

なんだか今回も長々書いてしまったのですが、切りどころが分からなくて、だって絵は綺麗だしお話しの流れとかも凄く良いんですもの。

今回のお話し、見ていて多々涙ぐんでしまいました。

ヴァンが吸血鬼一族に対しての気持ちにしても、男の子が一人残ってしまった気持ちにしても、カルディアが男の子に手を差し伸べる言葉にしても・・・リアルより二次元とかにハマる理由ってこういうところにあります。

凄く温かいなって、現実ではほぼ起きることがない、こういう手を差し伸べる行為がゲームやアニメの中では当たり前のように行われるから凄くだから好きです。

そして、現実に生きていると、人は自分のことしか見ないから自分も非道になっていってしまい染まる自分との闘いに苦しみ病んでしまったりしますが、この世界に触れていると自分もカルディアやルパンたちみたいに優しい、人に手を差し伸べられる人間になりたいってまた思えるようになります。

凄く今期この作品を大事に思っているせいか、色んな人に見てもらいたいって思います。

そのためにも更新頑張ってするので、かなり長いですが読んでくださる方々は今後もよろしくお願い致します。