前回のあらすじはこちらを参照してください⇒『アニメ「Code:Realize 〜創世の姫君〜」3話目感想』
物語はルパンがみんなに列車ごとフィーニスを盗む話をするところから始まります。
「北方の施設工場を視察するため、2週間後、ロンドン発の列車に乗ることが分かった。そこを襲って、黄昏の長フィーニスを誘拐しようっていう作戦だ」とルパンは言います。
その頃イギリス女王は、城の王座に鎮座して、誰かを招いたご様子。
「よく来てくれたわね。これは私の個人的依頼だと思ってもらいたい、エル・ロックショルメ」と女王が言うと、エル・ロックショルメ(以下エル)は「おおせのままに、女王陛下」と言います。
すると、女王は「あなたは頭が切れるだけではなく、腕も立つ。とってもナイトになっていてもおかしくないのに」と言うと、エルは「私には勿体ない称号です」と言います。
女王は腹の中で(喰えない男)と思いながらも、「でも今回は何者でもないあなただからこそ託せる役目。ある人物の視察旅行に護衛として同行してもらいたい」と言うと、エルは「ある人物とは英国情報組織黄昏の長フィーニス殿ですか?ほんの少し前に急に決定した軍事工場への視察、何者でもない私に白羽の矢が立ったことを考えるに、護衛とは表向き、監視ですか」と尋ねます。
すると女王は「さすがね」と言うと、エルは「そのご依頼喜んでお受けします!実は私にも気になっている案件があるもので」と言うと、女王が「今回の依頼に関係があるとでも?」と尋ねると、
エルは「全ての物事は繋がっています。疑問と違和感、点と点が思わぬところで繋がって線になる。探偵の勘ですよ」と笑いを含めて言います。
4話目「トレイン・スナッチ」あらすじと感想
カルディアは暗い部屋で窓の外を眺めた後に屋敷の廊下を歩くと、明かりが漏れている部屋を見つけて入ります。
すると、ルパンが今日の作戦のこと考えていました。
シャツが若干開いているルパンが妙にエロくてカッコイイ///
カルディアは初めての任務に緊張して眠れないようです。
するとそれを察してルパンは「カルディアは優秀な生徒だ。だけど泥棒が先生なんて自慢になんてならないけどな」と言うと、カルディアは「ルパンは沢山のことを教えてくれた。技術だけじゃない、私にここに居て良いって言ってくれた。みんなと居れば楽しいって教えてくれた」と言った後、微笑むルパンと目が合ったカルディアは恥ずかしそうに目を伏せます。
そんなカルディアを見つめるルパンとカルディアとの間になんか空気がエロいー!!!
観ているこっちがドキドキしてニヤニヤしてしまう~~~
そしてルパンがカルディアの肩に触れて、これはもしやキスでもするのでは!?と思ったら、「ワン♡」と部屋にシシーが入ってきて、焦ってカルディアからルパンは離れます。
ルパンは「腹でも減っているのかもな。ははははは」と苦笑いをし、カルディアはシシーの側により抱き抱えます。
そしてカルディアはシシーを抱き抱えて「ルパンももう少し休んで」と言い、部屋を後にします。
場面は変わり、ふくれっ面のドラキュラ。
なにやら、自分だけお留守番なのが気に入らないみたいです。
ドラキュラはなぜ自分だけお留守番なのだとインピーに聞き、あの貴族も行くのだろ?とサンを指差します。
するとサンは優雅に「私は大人ですから」と微笑みながら答えると、ドラキュラは「子ども扱いするなー」と喚きます。
するとカルディアがドラキュラに、シシーの面倒をお願いしたいと言い、ドラキュラはそこまで言うならとカルディアからシシーを受けとり大人しくなります。
微笑んでその様子を見つめていた後、ルパンが「それじゃあショーの段取りを確認するぜ」と言い列車の見取り図を広げて皆を集め、各配置位置や、することなどを詳細に説明を始めます。
一通りの説明をルパンが終えた後に、フランがカルディアに渡したいものがあると言い、その場を離れます。
するとフランはある包みを持って戻ってきて、カルディアに包みを渡します。
なんだろう?と包みを開くカルディア。
中を開くと、中には枕が入っており、「やっと毒を通さない枕が完成したんだ」とフランは言います。
するとルパンが「嬉しそうだから、まあ良いが、今渡すタイミングか?」とフランに言うと、フランは「今だからだよ。実はプレゼントはもう一つあるんだ」と言います。
フランはカルディアに動きやすい服を作ってくれたみたいです。
みんなが着替えたカルディアを観て可愛いと言うのですが、本当に可愛い♡
カルディアは「嬉しい。本当にありがとうフラン」とフランにお礼を言い、ルパンは「それじゃあみんな、準備は良いか、ショーの開幕だ!」と言い、作戦が始まります。
作戦場所の駅には警備の人たちが沢山います。
ルパンのカルディアに、ヴァンは「おまえたちが一番危ない役回りだ。無理はするな」と言います。
カルディアは「フラン気を付けて、ヴァンも」と心配そうな表情をしえ2人を見つめると、ヴァンがカルディアに「おまえこそ、私が教えたことを覚えているな」と確認します。
すると、カルディアは「自分の力に見合わないことはしない。それと…一番成功率の高い攻撃は体当たり!」と言うと、ヴァンは「気をつけろ」と再度カルディアに言い、カルディアは頑張るという感じに「うん」と意気込みます。
ルパンは二人に「じゃあ、後で会おうぜ」と言い、4人は2人づつで歩き出します。
衛兵に囲まれて駅にフィーニスが登場し、列車に乗り込みます。
駅には女王から遣わされたエルの姿もあります。
フィーニスが列車に乗り込むと、入口付近にいた二人の駅員の姿が…ルパンとカルディアは駅員に扮しているようです。
フィーニスが乗ったことを確認すると二人は歩き出し、列車は12時になると動き出します。
列車が動き出すと、ヴァンとフランは車掌さん(列車の運転手さん)を気絶させます。
インピーは列車のレールを細工をした上に、何か機械の準備もしているようです。
サンはインピーに「私は陸橋に向かいますので、あなたも言ってください」と言うと、インピーは「解ってる~って」と言いながらふいに二人は流れてくる風に何か感じているようです。
その頃列車内のフィーニスはお付きの人に何かを聞かされて不敵な笑みを浮かべます。
列車内には衛兵がぎっしり座っています。
その列車の入口前でルパンは「さて、始めようとするか」とカルディアに言い、列車内に二人は入って行くと、通路を歩きながら、煙が出る爆竹を撒き散らします。
当然列車内は大騒ぎ。
フィーニスが乗っている列車にまでその音は響き、衛兵は後方車両だと行って、持ち場を離れます。
二人が大騒ぎをしている後方車両を離れて二人は前方車両に歩き出します。
その途中の車両では、ヴァンが衛兵たちを狙撃しますが、別車両から衛兵の応戦が何人も駆けつけ、ヴァンが狙撃されます。
急いで椅子の影に隠れるヴァンですが、あまりにもタイミングが早すぎると、何か不安を抱きます。
ルパンとカルディアが前方車両の方に移動すると、中はもぬけの空です。
それを見てルパンは「ことは上手く運んでいるようだ」と言い、駅員の服を脱ぎ着替えます。
そしてカルディアに「連結機を外す装置だ。カルディア、これをお前に預ける。俺は敵が来たら相手をしなきゃならねぇ、取り付けはお前に任せるぜ」と言うと、カルディアはルパンに「私で良いの?」と尋ねると、ルパンは「連結機は走行中にはそう簡単には外れない。この装置で完全に壊せない可能性だってある。だがお前ならもしもの時は毒で連結機を溶かすことも出来る。適任だ」と笑顔でカルディアに言います。
カルディアが装置を受けとると、窓の外の風の騒がしい様子にルパンは「早くしないとこのままだとインピーが動けなくなりそうだな」と言います。
さっきインピーとサンが風に対して不安そうな顔をした理由がここで判明しました。
すると何者かが列車の席に座っていることにルパンは気付き、カルディアを急いで守ろうとします。
「やはり会えたね。私と君の運命は確かにこの場所で交わっていたというわけだ。泥棒紳士、アルセーヌ・ルパン」
とエルが登場。
多分これ、ゲームだとルパンルートは何度もこのエルが登場しそうだなと・・・薄桜鬼で言う土方さんルートの千景様みたいな感じ?
それにしても、ルパンはみんなに「泥棒紳士」と言われているとか・・・ダサ恥ずかしい(笑)
カルディアはルパンに知り合いなのかと尋ねますが、ルパンのどうやら知り合いではないみたいです。
エルは「私はエルロック・ショルメ、しがない探偵さ。つまり君の天敵だよ、アルセール・ルパン」と言います。
どうやらエルは最近ルパンが活動をしていないのは、嵐の前の静けさで何かあるのではと推理をしていてこの計画に気づいたようです。
ルパンは「そこまで分かっているなら話は早い。時間がねーんだ。邪魔しないでくれるか?」とエルに言いますが、エルは「泥棒を捉えるのが探偵の役目だろ」とルパンを兆発します。
ルパンは「聞こえなかったのか?お前の相手をしている暇はねーって言ってんだろ!」と言い、催涙ガスの瓶をエルに投げつけ、カルディアと先に進もうとしますが、ガスの煙の中からエルはルパンに攻撃をしようとし「甘く見てもらっては困る。ガスの攻撃は予測出来ていればどうにでもなるよ」に言います。
するとカルディアがインピーたちとの約束の場所にもう直ぐ着くことに気づき、それをルパンに伝えると、
ルパンは「カルディア、ここは俺に任せろ!一人で行くんだ。行け!頼んだぞ」と言い、エルに向かって行きます。
カルディアは列車の窓に手をかけ、窓から列車の屋根に上りますが、上りきったところでフィーニスの部下が剣を手にカルディアに向かってきます。
カルディアはフィーニスの部下に向かって突進の体当たりをします。
すると、部下は列車から落ちますが、もう一人がカルディアを襲おうと目の前に立ち塞がったその時、拳銃の音が・・・。
なんと部下の後ろにヴァンがいました。
「良い体当たりだった」
とヴァンはカルディアを褒めたあと、カルディアの後ろから来る敵に気付き、カルディアに「先に行け」と言い、ライフルでフィーニスの部下たちを撃ちます。
カルディアは連結箇所に無事に着き、装置を無事に設置出来たようで、連結箇所からは無事に終わったかのような合図が上がります。
それを見たインピーは待っていましたかと言わんばかりに次の段取りに手をかけます。
ヴァンも敵を倒してカルディアの元に来ます。
どうやらインピーは線路の方向を変更したみたいです。
カルディアたちの列車が通り過ぎると、インピーはまた元のレールに戻し、列車の後ろと前は別々に走り出しました。
それに気付いたルパンはエルに「これで俺はお役御免だ。お前はどうする?ついでだから最後までやるか?」と聞くと、エルは「喜んで付き合おう」と返事をしますが、ルパンは不敵な笑みを浮かべて「なんてな」と言い、窓からするりんと外に飛び出します。
これにはエルだけではなく私もビックリです!
エルが急いで窓の外を見ると、ルパンはインピーが操縦する機械に乗ってエルに向かって大声で「悪いな~無駄な争いはしないことにしてるんでね。泥棒を追うのが探偵の仕事なら、逃げるのが泥棒の仕事だぜ。また会う日まで、せいぜい悔しがりな、探偵さん」と言い飛びだっていきます。
飛びだった後にインピーの元にサンから無線が入ります。
サンがいる線路には敵が沢山いて、全てサンが倒してはいますが、サンはインピーに「ここに来てはいけない。作戦は失敗です」と伝えます。
その頃、カルディアとヴァンはフィーニスが乗る列車に向かいますが、そこには誰もいません。
するとカルディアの後ろで男性が拳銃を構えます。
急いで振り返るヴァン。
すると男性に向かい「気を付けなよ、アレイスター。肌に触れれば銃口が溶けてしまう」とフィーニスが登場して言います。
アレスター・・・まさか、フルネーム、アレイスター・クロウリーとか言わないよね。
この作品かなり有名な名前ばかり出てくるなと・・・(笑)
その声を聞いてヴァンは「フィーニス!」と言ってフィーニスを睨み付けます。
すると「久し振り、エイブラハム・ヴァン・ヘルシング。今直ぐ僕を殺したいって顔をしているねぇ。でもそれは君たちの作戦に反するんじゃない?」とフィーニスは言います。
サンのいる陸橋では、橋の上が爆破され、橋が壊れます。
それを見たインピーは「どうなってるの?」と驚きルパンに「このまま行ったら、みんなで心中することに」と言います。
するとルパンたちの乗り物の上を英国軍の飛行船が通過して行き、ルパンはカルディアの身を案じます。
驚いているみんなにフィーニスは言います。
「そう、今日この列車に僕が乗るという情報を流したのは僕自身なんだよ。つまり、鳥かごに誘いこまれたのは君たちの方ってこと」
これを聞いてカルディアは「どうしてそんなことを」とフィーニスに尋ねます。
するとフィーニスはカルディアに
「決まっているじゃない。いい加減会いたかったからだよ、やっと会えたね、姉さん」
姉さんだと・・・確かに目の色は同じだけど、髪の毛の色が違うではないか!!
これにはヴァンやカルディアだけではなく、私もビックリ!!
カルディアはフィーニスが言った「姉さん?」と言葉を口にして繰り返します。
「そうだよ。僕たちは同じ人を父親に持つ兄弟。父様の意志を継ぐ、たった二人きりの子ども」とフィーニスが言うと、カルディアは「あなたの父親は?」とフィーニスに尋ねます。
「アイザック・ベックフォードだよ。可哀想に混乱しているね。当然か、姉さんは何も知らない。何故目覚める前の記憶が何もないのか、その身体に巣食う毒は一体なんなのか、何故自分の胸にこんなものが埋まっているのか、後でゆっくり教えてあげる。父様のことも」とフィーニスは言います。
カルディアは「お父様のこと!?」とその言葉に反応します。
なんだか薄桜鬼の薫みたいなポジションだなぁと。。
ヴァンルートをしたら、薄桜鬼の沖田さんルートみたいに、最後の方プレイヤーの頭がおかしくなるくらいにフィーニス現れたりしそうだな(笑)
沖田さんルートの薫は本当に発狂しそうなくらいに、登場して苦痛だったのを思い出してしまったけれども、結構フィーニスの外見が好みなので、薫よりは許せてしまうような気がしないでもないです。
フィーニスはカルディアに「行こう、姉さん。僕と一緒に」と手を差し伸べます。
するとヴァンが銃をフィーニスに向けて構え
「させると思うか」
とヴァンが言うと、フィーニスは笑いながら
「僕の知っている君ならとっくに撃ってる。今僕がこうして無傷ということは、君も変わったってことかな。アレスター、姉さんを連れて来い」と言います。
ヴァンの前を通り連れて行かれるカルディアがふと窓の外を見て「ヴァン!!」と名前を呼び、ヴァンが窓の外を見た後に、カルディアと二人で床に屈むと列車の壁が爆発して壊れます。
壊れた壁の向こう側にルパンがいて「カルディア、来い!乗り移れ!!」と手を差し伸べます。
ここ本当に王子様みたいだなと♡キュンってしました。
これを見てフィーニスは「アレイスター!逃がすな!!」と叫び、アレイスターは銃を手に取ろうとしますが、ヴァンがその銃を撃って弾き、カルディアに「行け!!」と言います。
ゲームだとここで選択肢が出て、残るとヴァンの好感度が上がり、行くとルパンの好感度が上がったりするのかなと、このアニメを観るとゲームをしていないだけに、選択肢がどこで出るのかなども想像してしまいます。
ルパンの元に行こうとするカルディアですが、列車のスピードの速さにひるんでしまいます。
「カルディア、大丈夫。俺を信じろ!!」
というルパンの声にカルディアは勇気を振り絞り、ルパン目がけて飛び出しますが、それをそうはさせるかとばかりにフィーニスが「姉さん」と叫んでカルディアに飛び付きますが、
カルディアに触れることなく、カルディアはルパンの手の中に。
悔しそうにするフィーニスをアレイスターがヴァンから庇うようにすると、ヴァンはフィーニスに銃口を向け「次こそは貴様を撃つ」と言い去って行き、フィーニスたちも列車を後にします。
列車はそのまま爆破された陸橋に落ち、爆発します。
逃げるカルディアたちの乗り物を英国軍の船が攻撃をし、乗り物が壊れると思った時に、英国軍の船に目くらましの煙が巻かれます。
サンとフランが車から船に向かって撃ってくれたようです。
フィーニスの乗っている船では「視界ゼロ!追跡は困難です」と言われますが、フィーニスは
「直ぐにまた会えるよ、姉さん」と言います。
なんだか本当に薄桜鬼の薫みたいだな(笑)
どうにか無事に逃げられたルパンたちですが、ルパンはカルディアに「まんまとやられちまったな」と言います。
なんだろう?脈打つような痛み。
一瞬触れたあなたの指の冷たさ、私は知っている、そんな気がする――
フィーニス!
暫くたったロンドンでエルが新聞記事を目にして、
「おや、妙なことになっているね。私が挙げた報告とは随分違っているようだが。再び合いまみれるまで幸運を祈るよ、アルセーヌ・ルパン」
新聞にはどうやら5人はテロリストとして載ってしまったようです。
今後どんな展開になるのか、次週も楽しみなコドリアです。