世の中では漫画でもドラマでもレイプをされたら産婦人科に行く流れが定番だと思います。
それはレイプをされた時に中に精液を出されて妊娠をしてしまう可能性や性病や感染症を恐れてアフターピルや、膣や子宮などが傷付けられていないかなどを診てもらうためだと思います。
正直私も自分がもしもレイプ被害に遭ったら真っ先に産婦人科に行き、それから警察に行くと思います。
しかし、この考えは実は間違えているとのこと!
そこで正しい実際の行動を調べてみました。
レイプ被害に遭った時の正しい行動とは
まずレイプ被害に遭った時の正しい行動
1.警察に行く
・できるだけ早く行く(できれば被害後24時間以内に)
・できれば被害に遭ったままの服装、トイレに入らずに行く(着替えた場合はすべての服をビニール袋などで持参しましょう)
・あなたには、言えないこと、できないことに対して、はっきり意思表明をし、分からないことを質問する権利がある
・警察に行く、行かないは、あなたが決めることができる。
「加害者を罰したい」と思った時に、それこそ直ぐに行く!
信頼できる人についてきてもらうと、メンタル的にも心強いです
2.病院、産婦人科に行く
警察に真っ先に行った場合は、警察の人が病院に連れて行ってくれるそうです。
病院には『レイプキット』があるので、気持ち悪いとは思いますが、被害が遭ったあとはそのままの状態で行った方が検査のためにも良いとのことですが、ここで耳慣れない単語が出てきたと思います。
『レイプキット』とは何か?
『レイプキット』とは何か
『レイプキット』とは、加害者を特定するための証拠を収集するためのキットだそうです。
警察署にも置いてあるところがあるとのことなので、全ての警察署に置いてあるとは限らないみたいです。
加害者を特定する証拠となる体毛や精液を採集できるそうです。
このため、被害後、できれば被害に遭ったままの服装、トイレやお風呂にも入らず、行ったほうが良いとのことです。
ただ、被害に遭ったら一刻も早く服を着替えたい、体を洗いたい、という気持ちになるとは思いますので、着替えないことが耐えがたいようであれば、着替えた服のすべてをビニール袋などに入れて持参しても良いとのことです。
真っ先に行くべき場所は『救急外来』が良い?
しかし実際に被害に遭った時に真っ先に警察署にそのままの状態で行くにはかなり女性としてはメンタル的に辛いと思うのが現状です。
直ぐにシャワーなり、身体を洗い流したい気持ちになるはずなのに、そのままの状態で警察署に行けば、事情聴取をされて供述調書の作成に協力しなければいけないからです。
とても直ぐに帰してもらえるとは思えませんし、正直心無い傷口をえぐるような質問をされることも想定出来ます。
そういう面から考えると、真っ先に行くべき場所は『救急外来』が良いそうです。
というのも、『救急外来』に行けば『レイプキット』があるので直ぐに調べてもらえる可能性があるそうです。
◆救急外来とは◆
救急外来は,休日や夜間に緊急性のある患者様を対象に診療を行う外来です。 したがって,診察時の順番は通常の外来とは違って診療の緊急性の有無に応じて変わることとなり,必ずしも受け付け順ではありません。 当番医師により緊急性が低いと判断された患者様には診療までにかなりお待ち頂くこともあることを御了承下さい。
警察署には『レイプキット』とかない場所もあるとのことですが、『救急外来』には常備されているそうです。
なので、もしもレイプ被害に遭った際は真っ先に『救急外来』に行くことを女性のみなさんは頭の念頭に入れておいて欲しいです。
真っ先に警察署に行った際も、対応してくれる方が女性かどうかも分からず、正直被害に遭った後では怖い気持ちでしかないと思います。
けれども犯人逮捕や第二の犠牲者を出さないためにも、犯人の証拠集めは必要となりますので、もしも警察に直ぐに行くのが辛い場合は『救急外来』に行くようにして欲しいです。
女の子のお子さんをお持ちのご家庭でも、その旨をお話しすべきだと思います。
学校や社会では決して教えてもらえない情報になりますので、これを機に色々な方に知ってもらいたいです。