好きな人とやっと付き合えても、1年後に別れ話をされたり、関係がぎくしゃくして終わりを迎えたり、どんなにこちらが相手を大好きでも、一生懸命尽くしたり頑張っても長続きしないことってありませんか?
せっかく縁あって付き合った相手ならば、それこそ好きな、大好きな相手ならば尚更長続きしたいと思うと思います。
実際に自分自身もそうでした。
大好きな相手がいて、少しでももっと好きになってもらえるように頑張ったり、お料理やお掃除など色々と尽くしたり・・・けれども、こういう恋愛って上手くいかないのですよね。
恋愛はお花に例えて考えると上手くいく
相手を繊細なお花に例えて考えてみてください。
その繊細なお花が自分の手の平の上に落ちてきた状態が付き合えた状態だと仮定します。
強くお花を握り締めたら、お花はグチャグチャになって花びらは散ってバラバラになってしまいますよね?
これが『束縛の状態』や、『依存の状態』や、『相手に執着している状態』です。
「別れたくない」「捨てられたくない」「離れたくない」「嫌われたくない」
そういう重い相手への感情が、この手の平の中に落ちた繊細なお花を握り締めている状態です。
その繊細なお花が枯れないように、過度にお水をあげたり、肥料をあげたり、日光に当てるとどうなると思いますか?
枯れてしまいますよね?
相手にとって良かれと思って色々とすることが逆に悪い方向に行ってしまうことってありますよね?
その状態が『尽くし過ぎている状態』です。
まずはお花(相手)のことを知ることから始める
お花や植物を育てる時、動物も然りですが、まずは育て方やお花の生態などを調べますよね?
日光が好きなのか、お水はたっぷりあげた方が良いのか。
人間も同じなのです。
よく相手を見て、観察をして、相手を理解することから始めましょう。
植物と人間の違うところは、会話が出来るという点なので、少しでも沢山会話をしたり相手の反応を伺いながら相手の好きなことや嫌いなことを理解して、嫌がることは止めましょう。
実際にお花を育てたことがある人ならば分かると思うのですが、その植物が嫌がることをすると直ぐに枯れてしまうのです。
日光が嫌いというのに、日光浴をさせたり、寒いところが苦手というのに、寒い場所に置いたり。
恋愛も同じです。
相手が嫌がることをすれば、その関係は枯れてしまいます。
一瞬ここまでお話しすると、なんだか面倒臭く感じるかもしれませんが、でも今言ったことをまとめると本当にわずかなことでしかないのです。
お花は常に優しい言葉を掛けると、とても綺麗なお花を咲かせてくれるそうです。
人間も同じですよね?
酷い言葉をかけられるよりも、常に優しい言葉で接してくれる相手と居たいと思うものです。
もしもお花が風で飛ばされてしまったら
手の平に落ちたお花を強く握り締めたら壊れてしまう。
けれども、強く握らないと風で飛ばされてしまうのでは?
ともしも考えてしまったら・・・そのままお花を見送りましょう。
なかなか出来ることではありませんが、多分そのくらいの気持ちで一緒にいないと恋愛は上手くいかないのだと思います。
飛ばされてしまったとすれば、それはお花との関係が上手くいかなかった、お花は別の土地でまた新しく花を咲かせると辛くても考えてください。
結婚ならばまた別のお話しになりますが、恋愛は本当にお花に例えて相手と接することを私はオススメしたいです。
お花との関係が本当に上手くいけば、お花はどんどん成長していくつものお花を咲かせたり、数を増やすことも可能なのです。
これが結婚だと考えます。
恋愛を長続きしたいと思うのでしたら、まずは相手をお花だと考えて、相手との居心地の良い関係を築くことから始めてみてください。