映画「ムカデ人間2」を観ての感想 ※ネタバレあり ※画像あり

目次

あらすじ

知的障害を持つ小柄な男マーティンは、ロンドンの地下駐車場で夜間警備員として働きながら母親とペットであるムカデと2人と1匹で暮らしていた。あるとき、マーティンは『ムカデ人間』のDVDを繰り返し鑑賞している内に自分もムカデ人間を作ってみたいという欲望にかきたてられる。

マーティンは夜の地下駐車場を訪れた人々を拳銃やバールで気絶させ、拉致して倉庫に監禁。更に映画の出演者の1人で、真ん中を担当していたアシュリン・イェニーを映画のオーディションと偽り倉庫へ連れ込もうとする。

ところがその計画の進行中にムカデ人間についてまとめたファイルを母親に見られてしまう。マーティンが幼い頃に父親が彼を性的虐待して逮捕・投獄された事もあってかねてから息子の存在を疎ましく思っていた母親はマーティンのことを激しく罵り、彼のファイルとペットであるムカデを処分しようとするが、彼女の行動を見たマーティンは激昂し母親を殺害してしまう。

歯止めを失った彼の行動はエスカレートしていき、ついには12人もの人間が倉庫に集められる。そして、マーティンは映画のDVDを参考にムカデ人間の製作に取り組んでいく(wikiより拝借)

映画を観た感想

『ムカデ人間1』を観て自分もしてみたいと思う人が、真似するのだけれども…観てる最中からとにかく吐きそうでした。。

『ムカデ人間2』を観るにあたりの注意点を述べるなら、確実に食事は少し早めに済ませて胃を満腹の状態にはしないことと、観た後に食事をするのはやめることをオススメしたいです。

食べた直後だったこともあり、吐きそうでムカムカしてしまいました。

『ムカデ人間2』は素人が真似して行うということから、被験体は麻酔なしで殴って気絶をさせて歯を抜いたり膝の靭帯?切除をしたりします。

当然被験体はあまりの痛さに目は覚ますし、何人かはショックで気絶したり死んだりします。

しかもそのシーンが異様に長い…このグロターンに入ってからのセリフは殆どありません。

途中から男性は仕事が雑になり、縫合ではなく医療用?ホッチキスで被験体のお尻と口をくっ付けていきます。

で、一番先頭に選ばれたのが女優さんで、この女優さんは『ムカデ人間1』の後に少し名前が売れて実際調子に乗っていたことから、タランティーノ監督ご指名という言葉に釣られて騙されて連れて来られたのですが、男性がご飯を『ムカデ人間1』の真似をして犬のご飯をあげるお皿にいれて渡しても怒り狂ってひっくり返します。

すると男性は起こって太い管がついているジョウロを女優の口に入れて上から缶を注ぎ込みます。

その後に、10人ほどムカデ人間は結合されているのですが、各それぞれのお腹をさすって糞通りを良くしようとさすったりするのですが、その時もお腹がゴロゴロいう効果音だけが鳴り響きます。

その後に男性は下剤を与えることを思い付き、各それぞれのムカデ人間に注射で刺していきます。

その後が本当に吐きそうでした。。

みんな下痢を催すので、お尻から次の人の口にブリブリと出すわけです…次の人は吐きそうになる声を出す、しかも結合はホッチキスだから下痢がお尻の穴と口から漏れていて、一人一人のその様子をカメラが写すのですが、一箇所でカメラに下痢が飛んでくっついたりもします。

そして、男性はその様子を観て性的興奮をおぼえ、最後尾の女性をレイプするのですが、女性は暴れるし、男性は女性を掴んで激しく腰を振るし…女性の口のホッチキスが取れるんじゃないかとか、傷口が痛そうとか、この状況でレイプまでされるとか…とにかく胸糞悪いです。

その後にグロシーンスタート時で殴られて気絶をした妊婦が目を覚まし、破水?をしながら外に逃げて車に乗るのですが、当然男性は追いかけてきます。

妊婦は車の鍵を閉めて閉じこもり、そのまま出産するのですが、乗り込んだ時に車のキーを回してもエンジンは掛からず、そのまま出産をしてしまい、再度エンジンをかけたら掛かったのは良いのですが、アクセルのところにいる赤ちゃんを踏んづけて車を発進させるという…確実に赤ちゃん死んだなという、別の意味でまた気分が悪いという。

男性が部屋に戻ると、前の人の下痢に耐えきれなくなった男性が暴れて口のホッチキスを外したためにムカデ人間が5人づつくらいに分裂してます。

男性は妊婦に逃げられたのと、その分裂してしまったことに怒りを覚えてムカデ人間を途中から分裂してしまった方から射殺していきます。

そして、先頭が女優の方も後ろから射殺するのですが、途中から弾切れとなりナイフで首を掻っ切って殺していきます。

で、最後に女優を殺すのかと思った時に、男性は手を止めます。

すると女優が男性の股間を殴り、悶絶してる男性のお尻に先ほど自分が口に入れられたジョウロを刺してそこにムカデを入れます。

ここは妙にスカッとしましたが…最終的にこのお話はムカデ人間1を観た男性の妄想というオチで終わるのですが…スカトロはキツイなぁ。。

効果音がとにかく凄くて画面から臭ってきそうなのがまたキツかったです。

あと『ムカデ人間1』の方は色彩も綺麗で、麻酔ありの手術で少しムカデ人間に愛を感じたのですが、『ムカデ人間2』はとにかく雑でした。

しかも男性がなんか気持ち悪いのも気持ち悪い・・・。

監督もとにかく映画界に何か爪痕を残したい(胸糞悪い映画という記憶を残したい)という思いでこれでもか!と限界ギリギリで作ったみたいなので、ある意味成功といえば成功なのではないでしょうか。

日本では白黒映画での公開だったみたいですが、海外ではカラーだったとのことで、カラーで見たいと思う方は海外版で探してみてください。

マルキドサド原作の『ソドムの市』という映画も白黒のスカトロ映画でしたが…改めてスカトロ映画が苦手だということだけ思い知らされました。。

『ムカデ人間2』が好きな人には『ソドムの市』の映画をオススメしたいです。

観ようかな?と思っている人の参考になれば幸いです。