【戦ブラ】高坂昌信[月明りの下で]/第1話「突然の来訪」 ※シナリオネタバレ

高坂昌信(CV. 木村良平)/武田軍

何もしなくても自然と女性が寄ってくるような、稀代のモテ男。

武将としてもとても有能で何につけても隙がない。

「逃げ弾正」の異名を持つ。

理由はモテすぎて常に女性から逃げているためだとか

[月明りの下で]/第1話「突然の来訪」

風呂に入ろうと脱衣所に行くと、暗がりの中、聞きなれた声が聞こえてきた。

結月「うーん。たしか、この辺りに手ぬぐいを置いたはずなんだけど・・・見つからないなぁ。早くしないと、誰か来ちゃうかも・・・」

高坂昌信「おや、先客だ」

結月「わ・・・・昌信さん!」

高坂昌信「こんばんは。こんな暗がりで、どうしたの?」

結月「その・・・手ぬぐいを忘れたんですけど、ちょっと見当たらなくて」

高坂昌信「なるほどね。それじゃあ、僕も一緒に探すとしよう」

結月「えっ、いいんですか?でも昌信さんは、お風呂に入りに来たんじゃ・・・」

高坂昌信「これぐらい、気にしないで。君は普段から、もっと甘えてもいいぐらいなんだから・・・っん、あれ?もしかして、ここに落ちている手ぬぐいって」

結月「あっ、私のです!棚の陰に落ちてたんですね、気ふかなかった・・・」

高坂昌信「あーあ、せっかく君に甘えてもらえるいい機会だったのに、残念だなぁ。でもまぁ、すぐに見つかって良かったね」

結月「はい、ありがとうございます!昌信さんのおかげで助かりました!それじゃあ、私は失礼しますね。お風呂の邪魔をしてしまって、すみませんでした」

そう言って、彼女はそそくさと出て行こうとしてしまう。

そんな姿を見ていると、僕の中でふと、いたずら心が芽生えた。

高坂昌信「ねえ、ちょっと待ってよ」

結月「え?なんでしょうか、昌信さん」

高坂昌信「えぇっと、これはお願いというか、お誘いなんだけど・・・もう一度、お風呂に入らない?」

結月「・・・はい?お風呂?」

高坂昌信「ふふ。はい、ってことは、つまり了承ってことだね。さあ、行こう行こう!」

結月「えっ、えっ?ちょっと・・・ま、昌信さん!?」

戸惑う彼女に構わず手を引いて、僕は風呂場に足を踏み入れた。

結月「昌信さん・・・!服も着たままで、いったい何を・・・!」

高坂昌信「ん?君は服が気になるの?・・・それじゃあ、脱がせてあげようか」

結月「っ・・・そういうことじゃなくて・・・!」

高坂昌信「あはは。冗談だよ。そんなに怒らないで・・・さてと、ちょっと失礼するね」

結月「きゃっ!?」

僕は彼女をひょいっと抱えた。

やっぱり、女の子なだけあって軽い。

しかし、彼女は嫌な予感がしたらしく、抱きかかえられたまま、僕にすがるような視線を送る。

結月「ま、昌信さん?お願いですから、降ろしてくださ―――」

高坂昌信「大丈夫だよ。目をつむっていたら、すぐに終わるから・・・ってことで、えーい!」

・・・と、明るい声とともに、彼女を湯船に投げ入れたのだった。

バシャーン!!

結月「ぷはっ・・・何するんですか!?湯船に投げ入れるなんてっ・・・」

高坂昌信「あはは、ごめんごめん。なんだか急に、いたずらしたくなっちゃって」

そう言いながら、僕も服を着たままゆっくりと湯船に入る。

高坂昌信「ほら、僕も湯船に浸かったし、これでおあいこってことで」

結月「ぜ、全然おあいこじゃないです!どうしてこんな―――」

高坂昌信「しーっ。あんまり騒いでると、みんなに聞こえてばれちゃうよ。僕と一緒にお風呂に入ってる、ってこと・・・ね?だから、静かにしよう?」

結月「・・・もう。昌信さんは、ずるいです」

僕は返事の代わりに小さく笑いかけると、ふん、と彼女に背を向けられてしまった。

結月「・・・こうやっていたずらしたあとは、どうするつもりだったんですか。こんなに服をびしょびしょにして・・・着替えでも、取ってきてくれるんですか?」

高坂昌信「ふふ、そんなに心配しなくても大丈夫だよ」

そう言って僕は後ろから優しく、彼女を包み込んだ。

僕はそのまま、彼女のうなじにキスをする。

彼女は声も上げないで、緊張で身を固くしていた。

高坂昌信「服も、君も、なんとかしてあげる。この後、僕の部屋で・・・ね」