今、六本木の森美術館で開催されている『レアンドロ・エルリッヒ展』が話題になっています。
何故話題になっているかというと、同じ美術は美術でも、ただ観るだけの絵画ではなくて、一緒に参加して体験出来る作品だからです。
しかも「過去最大の個展」とのことで、殆どの作品が撮影可能ということなので、これは是非行きたいですよね!
『レアンドロ・エルリッヒ』とはどんな人?
レアンドロ・エルリッヒ(Leandro Erlich、1973年- )
ブエノスアイレス生まれの芸術家。
人間がどのように事象を捉え、空間と関わり、現実を把握していくかを追求する作品を多数発表している。
代表作:日本では金沢21世紀美術館に常設されている『スイミング・プール』が有名
こちらがその有名な『スイミング・プール』という作品だそうです。
仕組みとしては、深さ10cmの水が張られたガラスの下に水色の空間が広がっていて、鑑賞者はその中に入り上を見上げることが出来る。
そしてまた、上から下を見下ろすことも出来て、上からプールの中を見下ろすと、プールの中を覗いているような錯覚が起きて、下に人が居ればプールの中に人がいるように見える。
逆に下から上を見上げて人が居れば、上にいる人がプールの底を歩いているように見えるそうです。
下から見上げる空間がなんとも素敵ですね!
こちらの作品は「金沢21世紀美術館」で見ることが出来るそうです。
他にはどんな作品があるの?
トリックアートなので、目の錯覚といわれたらそうなのだろうなとは思うのですが、実際に体験したらかなり面白そうですよね!
『レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル』詳細
開催期間:2017.11.18(土)~ 2018.4.1(日)※開催期間中は無休とのことです
開催場所:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
◆チケット料金◆
一般1,800円
学生(高校・大学生)1,200円
子供(4歳~中学生)600円
シニア(65歳以上)1,500円
来年の4月までとのことなので、トリックアートの世界を是非とも体験したいですよね。