【スタマイ】夏目春 SSR キミにちょっかい Lv.70(お仕置きは口移しで)※シナリオネタバレ

相変わらず夏目くんのキズナストは糖度が高いなと久し振りに読んで実感しました。

あと梶さんボイスがやはり夏目くんの魅力ですよね!

無邪気な感じとか、その中に大人の色気のようなものが含まれている感じが梶さんならではのように感じます。

お仕置きは口移しで

それは、食事を終えてお風呂に入ったあとのこと。

(うーん・・・さっき晩ごはん食べたばかりなのに小腹が減ってきた・・・これは一大事・・・この時間からがっつり食べたら、間違いなく太るし)

泉玲「あ!そういえば」

今日、由井さんからもらった飴があることに気づいて、バッグを探す。

飴をいくつか取り出し、そのうちのひとつを口に入れ・・・

夏目春「あーっ!」

泉玲「わっ!?な、何!?」

夏目春「ちょっと待った!それ、孝太郎さんにもらったやつじゃないの?」

飴を口に入れる前に、お風呂から上がってきたハルくんが、つかつかとこちらに歩いてくる。

そして、私の手からひったくるように飴を持って行った。

泉玲「ど、どうしたの?」

夏目春「やっぱり・・・孝太郎さん、同じやつ持ってたし。これは没収。飴が欲しいなら、違うのを食べて」

泉玲「でも、それしかなくて・・・ちょっとおなかが空いたから、何か食べようと思ったんだけど」

夏目春「これはやめといたほうがいいよ。絶対何かある。口に入れた瞬間、キミの全細胞のデータが孝太郎さんに送信されるとか」

泉玲「そんなすごいものを発明してたら、由井さん、今頃有名人だよね・・・心配しなくても大丈夫だよ。はい」

飴をひとつハルくんに渡すと、裏切られたような顔をされた。

泉玲「な、何・・・?」

夏目春「俺に、実験台になれってこと・・・?」

泉玲「いや、そうじゃなくて。普通の飴だよ。ほら、スーパーやコンビニで売ってるのと同じものだし」

夏目春「あの人なら、その偽装くらいする・・・」

(由井さんって、ほんとに信用ないな・・・)

疑わしげに、ハルくんが恐る恐る、飴を口に入れた。

夏目春「・・・・」

泉玲「・・・・」

夏目春「・・・ふ、普通の飴だ」

泉玲「だからそう言ったのに」

夏目春「孝太郎さんは普段の行いがアレだから、信用できない」

泉玲「それは、まあ・・・なんとなくわかるけど。そういえばそれ、何味?」

夏目春「ん?イチゴ味」

口の中で飴を転がしながら、ハルくんが首を傾げる。

夏目春「なんで?」

泉玲「ううん。ちょっと小腹が空いたから飴を食べようかなって思ったんだけど。なんか・・・もらった飴、それ以外はハズレみたい」

夏目春「ハズレって?他は何味なの?」

泉玲「こっちはハッカで、こっちはアボカド味だって」

夏目春「アボカド!?それ、飴にする必要あるの!?」

泉玲「なんか、色も怪しいよね・・・食べないほうがいいかな。これなんて、意味深に原材料の部分が塗りつぶされてるし・・・」

(でも、食べれないと思うとなおさらお腹空いてきた・・・仕方ない、冷蔵庫の何かないか物色してこよう)

夏目春「・・・じゃあ、これ食べる?」

泉玲「えっ?」

不意に腕を引っ張られて、ハルくんの顔が近づく。

唇が触れ合った・・・と思った瞬間、口の中に何かが入ってきた。

泉玲「っ・・・・」

(これ、飴・・・っ)

夏目春「・・・どう?甘い?」

泉玲「わ、わかんない・・・」

あまりにも突然のことに、頬が火照っていくのを止められない。

真っ赤になる私を見て、ハルくんは満足そうに微笑んだ。

夏目春「もう、他の男から何かもらったりしないようにね」

泉玲「え・・・?」

夏目春「次は、口移しくらいじゃ済まないから」

(・・・もしかして、由井さんから飴をもらったの、嫉妬してる?)

(ハルくんのこういうところ、かわいくてずるい・・・)

泉玲「飴、甘い・・・」

ご機嫌な様子で寝室へ入っていくハルくんを、火照る頬を押さえながら見送るしかなかった。