【スタマイ】今大路峻 SR 2位の余裕 Lv.60(職場恋愛のお相手は)※シナリオネタバレ

本当にこの二人はいつも面白いなと思ってニヤニヤしながらお話しを読んでしまいます。

そして相変わらず今回も面白いです。

職場恋愛のお相手は

女性1「職場恋愛っていいかと思ってたんだけど、実際結構気まずいよね~」

廊下を歩いてる時、ふとそんな言葉が耳に入って私は足を止める。

女性2「分かる分かる。周りにバレないように気を遣うのも大変だし。いざバレたら変に気を遣われて恥ずかしくなるし・・・」

私自身も絶賛職場恋愛中だ。

思わず内容が気になって聞き耳を立ててしまう。

女性1「時間ズラして退勤して外で待ち合わせとか最初は楽しかったけど、なんかどんどん面倒くさくならない?」

女性2「あ~、それあるよね。習慣になったらつまんないっていうかさぁ・・・」

それからしばらく2人の愚痴は続いて――――――

(うーん、分かる面もあったけど言うほど嫌なものかな?職場恋愛って)

(私は結構いいと思うんだけど――――)

と、まで考えてはっとする。

(私がいいと思ってても、峻さんはどう思ってるんだろう・・・?)

もしかすると実は気まずいと感じているのかもしれない。

(あとで聞いてみようかな・・・)

―――遅い昼休み。私はひと気のない屋上で、峻さんと一緒に食べそびれていた昼食を取っていた。

(せっかくだし職場恋愛のこと今聞いてみよう)

泉玲「あの、峻さんは職場恋愛を気まずいって思ったりすることあります?」

今大路峻「どうしたんですか?いきなり」

泉玲「えーっと、今日ちょっとそういう話を耳にして気になって」

今大路峻「僕はそんなこと考えたことありませんけどね」

泉玲「そうですか・・・」

含みのないその返答にほっと胸をなで下ろす。

今大路峻「今更何を不安に思っているのかは分かりませんが・・・、職場恋愛を上手くやっていらっしゃる方は大勢いますよ?」

仕事モードの峻さんに励まされると、いつも以上に安心して元気が出て来る。

泉玲「そうですよね!確かに私たちもなんだかんだ上手く行ってますもんね!」

大きな声でそう返すと、一瞬だけど峻さんの表情が変わった気がした。

それに違和感を覚えたけれど、すぐさま優しい微笑みを浮かべて――――

今大路峻「・・・さあ、それはどうでしょうか?」

泉玲「え・・・!?ちょ、ちょっと、あげてから落とすのやめてくださいよ!」

さっきまで不満も不安もないという様子だったのに、今度は一転して含みのある答えを返してくる。

泉玲「あの、何か気になってることとかあるんですか?直して欲しいところとかあれば、なるべく努力はしますけど・・・」

今大路峻「いえ、そういうわけでは」

泉玲「絶対嘘ですよね?何かあるならちゃんと言ってください!」

腕を掴んでそう迫ると、峻さんはふっと笑って。

今大路峻「本当に何もないですよ。あなたの言うとおり、僕たち『なんだかんだ』上手く行ってますし」

(そ、それか・・・!)

確かに『なんだかんだ』というのはあまりよくない表現だ。

泉玲「訂正します!ちゃんと上手く行ってます!!」

今大路峻「誰のおかげでだ?」

泉峻「峻さんのおかげです!!」

今大路峻「よし」

いつの間にか普段の峻さんが顔を出していて、満足げに私の方を見ている。

今大路峻「職場恋愛の相手が俺でよかったな・・・万が一何があっても、どうにかして上手く行かせてやるよ」

頼もしくて、嬉しい言葉。

それが聞けただけで不安なんて全部なくなってしまう。

泉玲「・・・今日は何時間でも残業できそうな気分になって来ました」

今大路峻「単純なやつ」

そう言いながらも峻さんの表情は笑顔で、目を細めて優しげにこちらを見ている。

―――私の恋人が峻さんで本当によかった。

素直にそう思いながら私は昼食の残りを口いするのだった。

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