映画『私の頭の中の消しゴム』観た感想 ※ネタバレ含む

あらすじ

建設会社社長令嬢のスジンと建設工事現場で現場監督として働くチョルス。育った環境の違う二人だが、互いに惹かれ合い結婚する。幸せな日々を送っていた矢先、スジンが若年性アルツハイマー病に侵されていることが判明する。それは徐々に記憶障害が進行し、肉体的な死よりも精神的な死が先に訪れる病気である。日々失われていくスジンの記憶をつなぎ止める術はなく、遂には夫・チョルスの事さえ記憶から消えていく。チョルスは葛藤を覚えながらも、彼女を大きな愛で受け止め、支え尽くす決意をする(wikiより引用)

「私の頭の中の消しゴム」を観た感想

原作は、日本のテレビドラマ『Pure Soul〜君が僕を忘れても〜』だそうで、その作品を見ていないので、この韓国の映画が初視聴となります。

映画のキャッチコピーは「死より切ない別れがある」だそうなのですが・・・ずっと後半涙が止まりませんでした。

この作品を私は5~6年振りに見た気がします。

この映画は若年認知症になった女性のお話です。

普通に生活していた中で、以前の不倫によるストレスが原因かやっと巡り合えた素敵な旦那様との新婚生活中に少しずつ物忘れが激しくなり、病院で認知症と判断されます。

女性は旦那様には言えないままだったのですが、旦那様が女性の異変に気付き病院に自ら行きお医者様にもそう告げられます。

少しずつ記憶がなくなり、旦那様さえも認識出来ず、元不倫相手の恋人の記憶の方が鮮明になり、旦那様を元恋人の名前で呼んだ後に愛してると伝える姿は辛いものがありました。

正気になった時に自分の言動の記憶が残っていて、旦那様に謝罪の手紙や愛してるのはあなただと懸命に伝える姿も心打たれるものがあります。

トイレさえも1人では出来なくなり、親族をお家に招いた時にみんなの前で粗相をしてしまう。

それを旦那様が懸命に介抱をする。

日々忘れてしまう生活の中で、女性が忘れないように家中に付箋やメモなどを貼るのも、旦那様の気持ちが伝わってきて、結婚というものに対しても考えさせられるし、夫婦という関係についても考えさせられる作品です。

この作品を初めて見た時、自分がもしもこうなったらこんな風に懸命に看病してくれて、ずっと自分のことを想ってくれる相手と結婚したいと思いました。

しかし、結構当たり前ですがこのような男性って当然ながらなかなかいないですよね。

最後に見たのは以前付き合っていた彼とだったのですが、この映画を見た後の感想を聞いた時に「作品内で女性のお父さんが娘と別れてくれ!と言った時によく言った!!と思った。自分なら言われたら即ありがとうございます。遠慮なくそうさせてもらいますと即別れる。あんなお荷物と生活続けていたら自分の人生滅茶苦茶だよね」と言われてから、少しすすめるのも躊躇う作品でもあり、誰かと見るのも躊躇う作品になってしまいました。

それ以外にも、もしも自分がそのような感じになっても愛してくれる人が良いと異性に伝えたことがありましたが、人の気持ちは変わりやすいから相手が以前と変わった段階で気持ちを継続するのは無理だと言う人もいたので、リアルでは殆どの男性が逃げ腰になる案件のようです。

今回夫と見たのですが、途中から夫が泣き出してしまって、見た後もずっと余韻に浸っていた様子を見て、この人と結婚をして良かったなと思いました。

未来の自分が分からないからこそ、どんな姿になっても愛して一緒にいてくれる相手が結婚相手に1番求める条件かもしれません。

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