道徳の授業で「火垂るの墓」をみて笑ったら反省文を書かされた話が話題に!

今、twitterで ぷちん☆けもっ娘どーぶつえん!4巻5/18‏ (さんが小学校4年生の時に道徳の授業で『火垂るの墓』をみて笑ったら反省文を書かされた話が話題になっています。

「火垂るの墓」をみて笑ったら反省文を書かされた話

ツイート主のめぷちんさんは、最初授業で『火垂るの墓』の映画を観るとなった時、アニメを、観るだけの授業は楽で良いな~と思ったそうなのですが、実際に映画が始まると、節子がドロップを食べてしまうシーンなど衝撃が内容が続いて、思わず笑ってしまったそうなのです。

そして映画を観終わった後に先生が、「上映中に笑った人は何故笑ったのか?」「何故泣かないのか?」「上映中に笑った人は名乗り出るよう」に言い、手を上げた生徒たちに「お前らには人の心はないのか?手を挙げているものは反省文、原稿用紙一枚!」と言って授業は終了したそうです。

このツイートを観て私が思い出したのは、私が中学校2年生の時の世界史か日本史の授業の時に、同じように授業中に映画を観させられたことです。

映画のタイトルは黒い太陽七三一 戦慄!石井七三一細菌部隊の全貌

観たことがない方に説明をすると、この映画の内容は関東軍石井731部隊の日中戦争・太平洋戦争時の人体実験の描写が主なテーマとなっており、生々しい人体実験の様子が描かれている映画なのです。

それはそれはとてもグロテスクな内容で、見終わった後に気持ちが悪くなる生徒やトラウマになる生徒が続出したことはいうまでもありません。

そして、この先生も今回話題になったツイートをした、ツイート主のめぷちんさんの先生同様に見終わった後に自分の主観などを生徒に押し付けてきてこうみんなに言ったのです。

「日本人はこのような残酷なことをした人種だ。自分たちが日本人であることを恥じて生きろ!」

当然それを見せた先生は職員会議にかけられたりとかなり問題になりました。

何気にいつも学生時代を振り返って思うことは、かなり先生という存在は社会人経験がない人が多いのか、全員ではありませんが、変わった言動をする人が多かったなということです。

今自分自身がその先生たちと同じ年齢や、それ以上の年齢になっても、当時大人に思えた先生たちは、実は子供の思考の持ち主で殆どの先生が「大人」という存在ではなかったことも理解出来ます。

先生という職業がとても大変だということは理解しつつも、自分の偏見や歪んだ思考などを生徒に押し付けてトラウマを与えるというのは少々怖いなとも今更ながら感じてしまいます。

実際に私のクラスではこの映画を観た後からお肉が食べれなくなってしまった生徒や眠れなくなってしまった生徒もおりました。

このツイート主様のクラスの生徒の何人かが笑ったといいますが、実際特に子供の頃は自分の理解を越えた感情に初めて直面すると思わず笑ってしまう気がします。

私も初めて「エレファントマン」(こちらを参照という映画を観た時は、本当ならばとても悲しくて号泣になるハズなのに、思わずなんとも言えない感情に全然実際は全く笑いとは別の感情を抱いて面白くなんてなかったのに、大爆笑をしてしまいました。

結局はそのような現象が人間には起きるということを、この先生は経験をしたこともなく、生徒たちがそのような状態に陥ったことさえも理解出来なかったのではないかなとも思われました。

そして「火垂るの墓」を観る度にツイート主様はこの時のことを思い出すというのも、ある意味トラウマのような何かのような気さえしてしまいます。

<<参照元>>

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