映画『ブラック・バタフライ』を観た感想 ※ネタバレ含む

あらすじ

作家のポールは、愛する妻が4年前に彼のもとを去ってから、書くことができなくなっていた。
ある日、魅力的な不動産屋のローラと行きつけのダイナーで待ち合わせをしていた彼は、そこで男と口論になってしまい、ジャックという名の男に助けられる。
礼としてポールは寝床のない彼を家に泊めることにした。素性の分からない男との生活が続くなか、状況が一変。
ジャックはポールを人質にとり「2人の物語を書け」と脅迫する。
ジャックは一体、何者なのか?そして、窮地に立たされたポールの予想だにしない真実が明かされることになるが―。(ネットより引用)

「ブラック・バタフライ」を観た感想

映画のあらすじを読んだせいで、どんな演技合戦なのかとか、何が演技合戦なのかとか、とにかくずっとありとあらゆることを想像しながら見たせいか、最後のオチに『明日のジョー』のような真っ白に燃え尽きた気持ちになった。。

このオチだけは嫌だったなぁ…というより、このオチにする映画とか作品全てが好きじゃない!

しかもそれこそ、最後の最後まで楽しくハラハラドキドキした気持ちで見ていただけに、余計にこのオチはないな。。

それにしても、吹き替え版でこの作品は見たのだが、ジャックがとにかくかっこ良い!!

吹き替えの人の声のせいなのかもしれないと、誰が演じているのかと調べたら、ジョナサン・リース=マイヤーズだった。


※ネットより拝借『ベルベット・ゴールドマイン』のジョナサン・リース=マイヤーズ

懐かしい…『ベルベット・ゴールドマイン』は凄く好きで、この映画にどハマりした時は暫くジョナサン・リース=マイヤーズにハマっていたけれども、背徳の王冠のドラマを見た時に作品の内容のアダルティーな感じについて行けず見続けられなくて、そのまま存在も忘れてしまっていた。

まさかこのような作品でお目にかかるとは!

ジャックが実は連続殺人犯なのでは…と思わせるような空気で映画は進むのに、ジャックが理不尽に怒鳴ったりいくらしても、とても優しく感じてしまう不思議な作品でもあった。

なんやかんやと、怖いーーーと思わせながらも、ご飯をちゃんと作ってくれたり、主人公の男性が作家でスランプ中なのを心配して色々提案してくれたり、お酒の飲み過ぎもセーブするのを気にしてくれたりと、やり方が行き過ぎにも関わらずお母さんの優しさを滲み出すところにもキュンとくる作品でもあった。

ジャックのかっこ良さだけでも見る価値はある気がする!

ただ、夢オチだけは本当にやめて欲しかった。

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