今の日本人の女性は海外の影響を受け、お化粧にしても、身なりにしても綺麗だとは思うのですが、私個人の感想としては、イミテーションの美しさと申しましょうか?
お化粧を取り、身に着けているものを全て剥いでしまっても美しいか否かと尋ねられた時に正直私は美しいのではないのではないかと思います。
その点、昔の女性の写真を見ると、着ているものが良いのも人によってはあるのかもしれませんが、顔の造形というよりは、醸し出す日本女性ならではの奥ゆかしさだったり、芯のしっかりした気丈な雰囲気だったり、内面から醸し出す美のように感じます。
昔の日本女性のお写真を拝見した後に、現代の女性の写真を見ると、今一つ誰に関しても綺麗とはあまり思いにくいものです(皇室の方々は別ですが)。
真の美しさとは一体なんなのでしょうか?
昔の日本女性の写真を見ると、とても考えさせられるものがあります。
黒白写真だからお肌が綺麗、白粉を塗っているから綺麗、ならば今の舞子さんは全員綺麗なのでしょうか?
今の女性にはない、どこから昔の女性には、品格のようなものを感じられます。
それは当時の時代背景だったのかもしれませんし、女性とはこうあるべきもの!など自分自身のプライドや誇りが高かったのかもしれません。
確かに今の女性は、男性と平等に肩を並べてバリバリ仕事をすることを求められながら、家事や育児や本来の女性のあるべき姿も求められる状態でもあります。
ただ、なんとなくなのですが、ある程度の年齢になった今、私は着物だったり、女性のまとう雰囲気にしても、昔の日本の女性を目指すのも良いのかなとは思います。
昔の女性のように、女性らしくいて欲しいと言われても、今現代では到底難しい要求の世の中なのは承知しております。
ただ、日常生活では無理でも、ふとした瞬間や、週末、それこそいつかの未来の自分なり、本来の日本女性らしさを目指すのも良いのではないでしょうか?
実際、昨今着物が流行ってきているのも、若い人たちにも着物の魅力が伝わっているからだと思うのです。
本来の日本の女性の魅力を今一度、写真を見ながら感じてみたいです。
昔の日本女性の写真