【話題】りゅうちぇるさんのタトゥー問題!タトゥーや入れ墨について考えてみた


タレントのりゅうちぇるさんが、奥さんであるペコさんの名前息子さんの名前を肩にタトゥーで入れた件について、ネット上で話題となっています。

その件でりゅうちぇるさんのインスタグラムには批判の声が殺到したようで、8月21日のインスタグラムの更新で、りゅうちぇるさんは腕に入れたタトゥーへの思いを綴った件で、タトゥーを入れることは悪いことなのか?ということでネット上では賛否両論で意見が分かれています。

※この記事はタトゥーと入れ墨を同等の意味と捉えて文章内に混在して書いており、統一を特にしていません

目次

りゅうちぇるさんの腕に入れたタトゥ―への思い

いろんな意見を、ありがとうございます。 言いたいこと、きちんと書くね!! まず、今まで応援してくれていた方が、冷たいコメントだけを残し、ぼくのことを一瞬で嫌いになるのが本当ならおどろきです。 それなりに予想はしてたけど、こんなにも偏見されるのかと思いました。 こんなに偏見のある社会 どうなんだろう。仕方ないよね。ではなく、僕は変えていきたい。 優しい言葉を投げかけてくれる人が好きと言うわけではなく、本当に僕のことを応援してくれている方と、そうでない方のコメント、言葉の違いくらい僕にも分かります。 結婚して、子供がいつかできたら、 家族の名前を身体に刻もう。と結婚する前、3年前から決めてました。 その3年でたくさん考えて、それなりの覚悟で入れました。 ぼくたちは、日本の温泉や、プールには行かないとおもいます。 その理由は名前を刻んだということとは関係ありません。 ぼくたちは、子供の顔を出していないので 子供の写真を盗撮されると困るし、子供がびっくりしたり、怖くなってしまうことが、あるかもしれないので、大勢の人が集まる場所には なかなか行かないと思います。 でも、そんな僕たちのお家を選んで生まれてきてくれたんだから、僕たちだからこそしてあげられることもたくさんあるし、僕の身勝手な行動で 大切な子供の楽しい思い出作り、人生を邪魔することは絶対しません。 そして僕のお父さんも、僕が生まれたとき 背中に 龍 (ドラゴンの絵) を入れました。僕は一度も嫌な思いをしたことがないし 嬉しかったです。 不自由をしたこともないし、ママからも パパからも たくさんの愛をもらい、育ててくれました。 だから、僕自身、偏見もなにもありませんでした。それも大きいかもしれません。 この体で、僕は大切な家族の笑顔を守るのです。なので、この体に、大切な家族の名前を刻みました。隠すつもりもありません。でも意地でも出したいわけでもありません。自然に生きていきたいです。偏見が無くなりますように。 そして最後に!!! 僕も色々こうしてSNSで発信することが怖いときもあります。またどんな風に どんな見出しで ネットニュースにされてしまうのか 怖いです。だけど何かにおびえて何もせずに生きててもこの社会は変わりません。世の中への思いや、変えていきたいことを どんどん発言、発信していかないと何も変わらないんです。だから、今回も勇気を振り絞りました。共感してくれる方がもしいれば、自分らしく、そして社会を変えようという強い気持ちで一緒に明日も頑張ろうね。こんなに長分なのにここまで読んでくれて、どうもありがとうございました 😭✨

Prince Ryuchellさん(@ryuzi33world929)がシェアした投稿 –

本人の中では、よく考えて行った行動だということが読み取れます。

こちらの投稿内容で少しタトゥーが見えているので掲載します。

タトゥーを入れることは悪いことなのか?

よくタトゥーの批判の言葉に対しての意見として「海外ではみんなしている」「日本は時代遅れ」との声を目にします。

多分発言している人も、日本の文化においてのタトゥーの意味がどういうものなのか理解した上での発言だと思いますが、知らない人のために改めておさらいしたいと思います。

日本文化においてのタトゥーの意味とは

日本において入れ墨が施されて来た理由は、身体装飾・個体認識・社会的地位や身分の表示・宗教上の理由など多種多様であり、その歴史的経緯はいくつかの曲折を経たため、多様な呼称が存在する。

・紋身(もんしん)
・倶利迦羅紋々(くりからもんもん)
・紋々(もんもん)
・彫り物(ほりもの)
・タトゥー

など様々な表現で呼ばれており、入れ墨を施す行為も墨を入れる彫るなどと表現されるほか、苦痛と金銭的な負担をかけて『がまん』と呼ぶ場合もあるとされる(wikiより)

この他にも歴史的意味合いとして、刑罰や罪人や立場が下だと思う相手に印としてつける意味合いが元々多かったのが入れ墨(タトゥー)の起源だと思います。

今ではファッションの一部として浸透していることから、今回の件でもりゅうちぇるさんは批判の声に対して「自分自身はタトゥーに偏見を持っていない」ということと「偏見のある社会を変えていきたい」との発言をしているのだと思います。

タトゥーに対して個人的に思うこと

何故ファッションタトゥーを入れた人は見せたがるのか

私も昔仲良かった友だちや知人は基本的にタトゥーを入れている人が多かったので、批判は特にしようとは思わないのですが、いつも思うのが何故ファションタトゥーを入れる人は人に見せたがるのか?

入れるのは個人の自由なのと、温泉やプールに入れない問題も自己責任なので、それに関して「タトゥーを入れている人にも人権があるから差別をせずに入れろ」と言わない限りは何も言うつもりはありません。

しかし、いつもこのタトゥー問題に関しては、何故人に見せたがるのかが疑問に思うのです。

どういう意味での「誇示」なのかなと。。

今回のりゅうちぇるさんのタトゥーにも肌に彫りたいと思うほどに奥さんと子どもを愛していると伝えたいのだろうなとは思うのですが、他人様に伝える必要性ってあるのかな。

しかも腕ですよね?

Tシャツから見える部分に入れるというところから、他人に見せるのを前提に入れてあるというのも理解できない。

確かに私の知人も腕も足も全てにタトゥーが入っている人は何人かいるので、悪いとは言いませんが知人の私から見てもかなり怖い印象を他人に与えているのは確かです。

タトゥーを入れている人の世間の印象は反社会的勢力?

事実知人は私や身内には優しいですが、関係のない人には容赦もなく喧嘩っぱやいのも事実で、実際に入れている人の印象は世間的にはあまり良いイメージは人としてやはりないのが正直な感想です(自分には優しいので特に偏見はありませんが、第三者的視点で語ります)。

世間のイメージとしても

「入れ墨が入っている=悪い人=警戒をした方が良い人」

という印象は思います。

実際に以前の職場で、ある債権者の近隣に住人の聞き込みをした結果のデータに「タトゥーを入れているから反社会的勢力の人間」だという認識をされている例もあることから、一部の人からのタトゥーのイメージは今も昔も変化はありません。

で、実際のところでは反社会的勢力の人はどうなのかについて語ってみたいと思います。

実際の反社会的勢力の人のタトゥー

以前いくつかの場所でホステス業をしていた時に、歌舞伎町で勤めている時に何度か反社会的勢力の人に接客させて頂いたことがあります。

周囲の対応から幹部クラスの方だとは思いますが、夏でも常に長袖を着ているお客様がいらっしゃって、ある日たまたまVipルームで対応をした時に少しだけ袖をまくっていたときに、腕まで和彫りが入っていることで気付いたということがあります。

つまりは、隠していることの方が多いのです。

同じように、その系統の方とお付き合いしている知人の女性がいて、その女性は背中に観音像を彫っており、腕にも入れていましたが、やはりバンダナや手袋で隠したりと見せませんでした。

和彫りとタトゥーは違うという意見もあるかもしれませんが、確かに和彫りの人は見せていないことの方が多かったです。

多分見せない人は自分自身に対して何か意味を込めて入れているからなのではないかと推測します。

その他の理由としては、陽に当たると色落ちするというのもあります。

あとは、同じ畑の人間以外には見せないというのもあるのではないでしょうか?

観音像が入っていた知人の女性は隠す理由としては、周囲の人を怯えさせないようにという配慮もあると述べていたので、ファッションタトゥーの人たちとは違って第三者の目を理解した上で入れていて、それに伴った行動をしていることも伺えます。

一流の彫り師の作品はもはや芸術です

一流の和彫りの彫り師の人に入れてもらったという女性の彫り物を見せてもらったことがあるのですが(着替えての時にチラッと見えてしまい、私がやたらとお願いをして見せてもらった流れでした)正直芸術品と言っても過言ではないほどに美しかったです。

背中に大蛇が入っていたのですが、色がとにかく綺麗でエメラルドグリーンに近い日本画にある緑色というのでしょうか?

毎年その色を維持するために色を入れ直していると言っていました。

別の和彫りが入っている、こちらも一般の人ではありませんが有名な彫り師の人に入れてもらったという男性がいて、その絵柄を維持するために体型を彫り物を入れた当時から変わらないように気を付けているという人もいたくらいに、本気で入れたものに拘ると維持するのが大変なのが和彫りの世界だったりします。

ということから、個人的にはそれくらいの意気込みで彫り物(タトゥー)は入れて欲しいなと思います。

あまりにも今の世の中の人は、入れて終わりというフランクな感覚で入れている人が多く、入れて数年後に汚くなって何を入れたのか分からない人もかなりいると思うのです。

個人的に本来は人間の皮膚がキャンバスでもある芸術でもおかしくないものなのに、ファッションタトゥーの人はとにかく汚く見えて、もはや何がなんだか分からない状態にしているから悪い印象を与えるのも一部理由としてあるのではないのでしょうか?

実際にナチスがユダヤの人を拘束した時に、入れ墨が入っている人の皮膚は剥して装飾品(ランプシェードや、本の表紙など)にしていたというのを以前本で読んだことがあります。

どのような入れ墨の人の皮膚が利用されたかまでは記述されていませんが、特にその行為を肯定しているわけではありませんが、手元に身近に置いて眺めておきたいと思うほどの作品だったからというのもあったのではないかなとは思うのです。

そのように本来の起源から読みとると悪い意味でのタトゥーですが、一部の人からは芸術として思われている部分も間違いないのも事実です。

どうせ入れるならば、美しく入れて欲しいのが正直な感想です。

付き合った相手の名前をタトゥーで入れる人たち

今回のりゅうちぇるさんのように、相手の名前を入れる人が実際結構な人数います。

まだ自分の意志で入れるのは良いとしても、付き合った相手に浮気防止で内腿やショーツの下の部分になる下腹に入れられる女性というのは見ていて痛々しいものがありました。

しかも何が辛いかというと、その殆どが別れているという事実です。

ネットで検索をしても、タトゥーをお互いでお揃いで入れると別れるというジンクスが実際あるみたいです。

入れる人が軽いノリで後先考えずに入れる人たちが多い故に、別れやすいというのが理由だとは思いますが、今回のりゅうちぇるさんのように結婚した上で入れるのは良いのですが、彼氏・彼女の関係で入れるのは浅はかなのではないかなといつも思ってしまいます。

実際の例として、ハリウッド俳優のジョニー・デップさんですが、過去に女優のウィノナ・ライダーさんと婚約をした時に腕に「「Winona Forever(ウィノナよ永遠に)」というタトゥーを「Wino Forever(アル中よ永遠に)」に変えたというのは有名ですが、それに懲りずに結婚した後も奥様の名前を右手の指にアンバー・ハードさんのあだ名「SLIM(スリム)」というタトゥーを離婚をした後に、「LI」が「CU」に変わり、「人間のくず」という意味にあたる「SCUM(スカム)」に変更したそうです。

タトゥーを入れた時は一生愛するという思いで入れているのは理解出来るのですが、そう簡単に書き換えてしまうくらいならば入れないで欲しいというのが正直な感想です。

ジョニー・デップさんのように書き換えてしまうような人に関して言いたいことは、付き合った相手の名前を全て肌に刻んで死ぬまで背負ってくれ!ということです。

タトゥーを入れている人たちの印象を良くするにはどうすれば良いのか?

前にも書いた通りに、世間でのタトゥーへの印象はあまり良くありません。

そこで、りゅうちぇるさんがおっしゃるようにタトゥーの印象をもっと良くするにはどうすれば良いのかを個人的に考えてみました。

今の世の中は何度も言いますが、

「入れ墨が入っている=悪い人=警戒をした方が良い人」

という印象があることから、これを覆すことが大切だと思うのです。

つまりは

「入れ墨が入っている=良い人=絶対に悪いことをしない安心して良い人」

の方程式を入れている人たち全員で一致団結をして頑張ってみれば良いのではないでしょうか?

それこそ本来ならば、道に迷って誰かに聞きたいけれども、入れ墨が入っている人には怖くて聞きにくいということはあると思います。

その印象を、

『困ったことがあったら入れ墨の人を探したら親切にしてもらえる』

という印象に変えたら、それが目印となって周囲からも今回のりゅうちぇるさんのようにタトゥーを入れても何も言われなくなるのではないでしょうか?

もしも今回の件でタトゥーを批判する人に納得がいかないという人は、りゅうちぇるさんと一緒に世間のイメージを変えてみることを頑張って欲しいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

オススメ記事▼