朝「めざましテレビ」で特集を組まれていたことで話題になった『妻を怒らせた次の日のサケ弁当』の動画が炎上しているそうです。
「妻が弁当を作る」という前提で全然面白くないです
女性がお弁当作れってこと?前時代的
こんなの堂々と載せて恥ずかしくないの?
(女性が)作るのが当然っていう考え方は今の時代にはあっていないのかな
番組内では、その動画を観たネットユーザーの声や街頭インタビューの女性側の声が取り上げられていたそうです。
目次
問題の『妻を怒らせた次の日のサケ弁当』動画とは
こちらは、”「見て幸せ、作って楽しい」料理動画をお届けする”をテーマに料理の動画を上げているTasty Japan (@TastyJapan)さんが投稿したもののようです。
妻を怒らせた次の日のサケ弁当 pic.twitter.com/oftsYb1Zag
— Tasty Japan (@TastyJapan) 2018年6月15日
話題に上がっている時、私は「妻と喧嘩をした次の日のお弁当の内容が鮭だけの弁当だった」というお話しかと思ったのですが、どうやら「妻と喧嘩をした次の日に、自分で鮭弁当を作ってみよう!」という内容のようです。
ネットの反応を見ている時も、同じように勘違いを起こしている人が多数やはりいらっしゃって、
もし昨日奥様が怒ってたのに、鮭を焼いて弁当を用意してくれたなら優しい奥様だと思う
喧嘩しても鮭弁当作ってくれるなんて愛のある証拠!
という声もあり、私も最初 サケ弁当の画像とタイトルだけを観たので「喧嘩した次の日にこれでも作ってくれるの良い奥様だな」「このお弁当普通に美味しそうだな」と思ったのですが、実際の反応は違ったみたいです。
しかしタイトルが、『妻を怒らせた次の日のサケ弁当』と夫が自分で作ったであろう鮭弁当の動画だけで何故ここまで炎上したのでしょうか?
あるサイトの調査によると、この記事で騒いでいる人は既婚者ではない女性が多いという説もあり、実際の奥様方の声だけではないようです。
確かに、会社勤めをしていると分かりますが、実際の現実社会ではお弁当を作る奥様は意外に少ないです。
会社勤めの既婚男性のお弁当事情とは?
実際に会社勤めをしていると分かりますが、奥様の愛妻弁当を持参している旦那様は意外に少ないです。
というより、ハッキリ言ってほぼ見かけません!
最近は奥様が子育てで忙しいという理由だったり、会社の人との付き合いなどもあることから、自分でお昼にコンビニで買い物をして済ませる旦那様が多いように思います。
実際、お弁当を持参している男性がいても、料理を作るのが趣味で自分で作っていたり、当番で奥様と交代で作っているといったのが現実で、奥様だけにお弁当作りを押し付けているお家は見かけたらレアのようにさえ思います。
仮に奥様が作ったというお弁当の中身を見せてもらったことがありましたが、冷凍のままお弁当箱に詰めるだけの冷凍食品のオンパレードで、朝にそのまま詰めてお昼に解凍されて食べるということによりおかずはほぼすかすかというのは見たことがあります。
私は当時、残り物をお弁当のおかずに入れて持参していたこともあり、冷凍食品ゼロのお弁当を持参していたのですが「いつも偉いね、俺の奥さんみたいに冷凍食品使えば良いのに(良い意味ではない)」と何度も言われました。
詳しく聞くと、その人の奥様は専業主婦だそうですが、夕食や普段の食事もほぼ冷凍食品だそうです。
その他にも奥様の愛妻弁当を持参している若手社員の男性がいたのですが、常に上司の男性は「奥さんにお弁当を作らせるのはDVに近い!」と陰で言っていました。
女性側から見たら、節約目的だったりもあり、何がなんでも新婚だと余計に愛妻弁当を持参させたいと思うのですが、そのように受け取る人も中にはいるみたいです。
ちなみにその上司の男性の家庭は、朝食の用意、お弁当の用意、子どもを幼稚園に送る、夕食の用意、掃除洗濯全て自分でするそうです。
朝出掛ける時に奥様が見送ることは一度もなく、出掛ける時は寝ていると言っていました。
自分が毎日それだけのことをしているからこそ、奥さんに何かをさせることをDVだとまで過剰に思ってしまうのもあるのかもしれませんが・・・そこまで何もしない奥様にやはり離婚したいと暇さえあれば愚痴ってもいました。
そういう現実をよく目にすることから、今の時代を冷静に考えると、今回の鮭弁当の件はもしかしたらお昼代を奥様からもらえなくて自分でお弁当を作るしかなかったということも考えられます。
昔と違って今の時代は共働きも多いですし、専業主婦でも家事をちゃんとしている奥様は私の周辺ではあまり耳にしません。
そうした背景を考えると、今回の鮭弁当の炎上した件は、全く家事をしない旦那様と結婚した不満だらけの奥様か、結婚経験がない女性か、私も自分の家が毎日母親がお弁当を作るのが当たり前のような家だったこともあり、自分自身の固定概念により歪んだ思考を持って物事を見てしまったことが原因なのではないかなと思いました。