映画『ゲーム』を観た感想 ※ネタバレ含む

あらすじ

サンフランシスコの投資銀行経営者ニコラス・ヴァン・オートン(マイケル・ダグラス)は、48歳の誕生日に弟のコンラッド(ショーン・ペン)から”CRS(Consumer Recreation Services)”という会社が提供する“ゲーム”の招待状を受け取る。

―「人生が一変するような素晴らしい体験ができる」―

「ゲーム」を観た感想

長澤まさみさん主演の「コンフィデンスマンJP」のドラマが好きな人には是非オススメしたい作品!

なのでもし「コンフィデンスマンJP」のドラマの雰囲気が好きな人はこの映画を観てから感想を読んだ方が良いかもしれないです。

何せネタバレありの映画の感想なので。。

弟から誕生日にCRSという組織の招待状を受け取った主人公。

弟は主人公にこのゲームで人生が変わったと話す。

暫く考えた末にその組織に登録に行くが、色々検査や診断などを受ける。

ある日会議中に審査は不合格との連絡を受ける。

何かモヤモヤしたまま主人公が過ごす日常で、普段通い慣れているレストランでウェイトレスにドリンクをこぼされたり、目の前でそのウェイトレスがクビを支配人に言われたかと思えば、次に来たウェイターが伝票を置いて行き、伝票を見たら「ウェイトレスを手離すな」のようなメッセージが。

ウェイトレスを追うと、目の前で人が倒れて救急車を呼んでウェイトレスの女性ステファニーと救急車に乗り込んだ先の病院らしきところが突然停電。

エレベーターに乗るも動かず、どうにか脱出した先はCRSのフロントととにかく何もかもがその組織が絡むような流れが永遠に続く。

途中で、弟が登場して「その組織に退会したくてお金を払ったが退会させてくれず、また新しいゲームの繰り返しだ!!」という話を聞かされたり。

とにかくゲームに参加する組織に登録してから全ての登場人物が怪しくて、観ている側も何を信じたら良いのかハラハラドキドキで非常に疲れるし緊張感が止まらなく先も全く読めないという面白さ。

ただ「このオチだったら私が主人公なら絶対に許さない」と思っていたオチであったが、それはそれで最初知った時は「絶対にこんなのやり過ぎだし許せないし、2度と顔も見たくない!!!」と思って信じられないと何度も口にしたが、主人公的には良い経験になったり、色々経験したが故に考えさせられたという感じだったらしい。

この映画の結末は弟のお兄さんへのサプライズの誕生日プレゼントで全て関わった人全員が仕掛け人だったという、大掛かりな誕生日プレゼントというオチ。

最後少しノイローゼて人間不信になった主人公がお誕生日おめでとうって弟がスーツにシャンパンを持って登場して、主人公が間違えて撃ってしまうことも想定内だし、その後に主人公が弟を撃ってしまって絶望のあまりビルから飛び降り自殺をするところまでも想定内という。

どこまでも全て計算が完璧な作戦!!

最後まで本当にハラハラドキドキしたけれども、久し振りに手に汗握るような作品を観た気がしました。

ドキドキ感を味わいたい方にはオススメですが、これは多分ネタバレ読んでいない人だけが楽しめる作品なので、もし観るならば忘れた頃に観て頂ければと思います。

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