今何かとメディアで話題となっている歌舞伎町のカリスマホスト「ローランド様」が先日番組内で『上に立つ人』についてお話しされていたのですが、そこから色々考えて前向きになれたのでご紹介しようと思います。
目次
ローランド様が考える「上に行く人」という存在について
番組内でローランド様はドバイの高層ビル(148F)から下の景色を見下ろしながらお話しをされていたのですが、高層ビルの上ということと窓を開けていることもあり、かなりローランド様の髪の毛が風に煽られてぐしゃぐしゃになっていることに関してスタッフの方が、
スタッフ「(髪が)すごいことになってますけど」
ローランド様「上に行くと風当たりが強くなるってこういうことですよね」
スタッフ「どういうことですか?」
ローランド様「上に行くと人からの風当たりも強くなるじゃないですか」
スタッフ「それはどうしたらいい?大変じゃないですか?」
ローランド様「 大変だけど見上げる人生よりも見下ろす人生の方がいいじゃないですか」
スタッフ「下行ったら風ないと思うんですけど」
ローランド様「まあでもこれが上に行く代償かなって受け入れるしかないですね」
ローランド様「上に立つ人って余裕がある人が多いじゃないですか。
それはなんでかって言うと、
早い車も上から見ると凄くゆっくり見えるんですよ。
これは目の錯覚なんですけど。
それと一緒で上に行くと色々な物事もゆっくり俯瞰で見られるので余裕が出てくるんですよ」
叶姉妹のような存在になったらバッシングなど受けないと思っていた過去の私
勿論番組内ではこの発言は序盤で他にも様々な素敵な言動の数々が紹介されていたのですが、個人的にこの番組を観た中で私がずっと頭に残ったのはこのお話しのところでした。
私の中でローランド様という存在に関してお話しをすると、全く違うと言われそうなのですが叶姉妹とどこか同じような存在に思っているところがあり、正直数年前の私だったらこの言葉を聞いてもあまり考えさせられなかったようにも思います。
これはあくまでも個人的意見なのですが、私から見て叶姉妹の存在はとても素敵な人たちに見えるのです。
それはご本人たちが出している本の内容も勿論なのですが、発信しているSNSなどの内容も含めて裏切る言動がまるでないのもそうなのですが、絶対に自分は慣れないと思わせるほどの言動の優雅さだったり、全てにおいて私から見たら「何か悪口言える要素ってあるの?」と思わせる存在でしかないのです。
それこそ私は無宗教なのですが、仏陀の残した言葉などを拝見してもとても個人的に「流石は目覚めた人!」と思わせるほどの内容ばかりで尊敬にしか値しないし、もしもなれるならば自分も仏陀のように目覚めたいとすら思ってしまうレベルです。
けれども、以前にも書いたように手塚治先生原作の「ブッダ(感想などの詳細はこちら⇒『漫画『ブッダ』実際に読むと思っていたより色々教えが深かった』)」の本の中でもブッダは目覚めて悟りを開いた後も命を狙われたりするのです。
私個人の人生が結構人から酷い目に遭うことが多かったこともあるのですが、自分はそのような人間になりたくないと常に「自分が思う良い人」でありたいと多い続けて外の世界では生きていました。
けれども、やはり「自分アピール」なり「良い子ぶってる」などなど陰口だったり直接「存在そのものがウザいから消えて欲しい」と言われたりなど周囲の当たりが強いのです。
そこで私が思ったのは「八つ当たりなどの言葉を言いやすい人間だから自分が悪いんだ!」と思い、叶姉妹のようなオーラに包まれていたらきっと誰もそんなことを言ったりしないであろうなとか、素敵なオーラ溢れる内面から滲み出るような人間になればそうならないのかもしれないと思って努力を続けていても周囲からの攻撃や八つ当たりは消えない・・・。
そんな時に手塚治先生の「ブッダ」の漫画に出逢い、衝撃を受けました。
「え!?ブッダでも目覚めて凄いオーラ放っても攻撃されるの!?」
自分がどの位置にいても他人からの攻撃は必ず受けると知ってからの、今回のローランド様の言葉を聞いた感想
もう私はそれを知った瞬間から鬱が酷くなって
「もう私ダメだわ」「何をしても攻撃されるならば家から出たくない」
と思い引きこもりになり1年半くらい経った今になり、この1年半正直こうなりたい、こうなろうとか以前ほど目標も立てずに常に迷走を繰り返して迷子になっている状態だったのですが、今回の番組内でのローランド様の発言を拝見して、変わりたいって心の底から久し振りに思えました。
もしかしたら定期的に言ってるよ!と私が忘れているだけかもしれないけれども、そういうのではなくて今まで何か自分の中に引っかかっていて足を掴んで前を向けなかった原因がほどけたような感覚というか・・・。
実際にブッダも目覚めてから命を狙われても全ての向けられる悪意を受け止めるのですよ。
「絶対に私には出来ない!!私のメンタル壊れてしまう!!」
と思ったのですが、ローランド様の今回の言葉を聞いた時に上にいる人から見える景色がどのようなものなのか初めて想像出来た気がしたのです。
それは本当に例えが分かりやすかったからというお陰でしかないのですが、
「上に立つ人って余裕がある人が多いじゃないですか。
早い車も上から見ると凄くゆっくり見えるんですよ。
それと一緒で上に行くと色々な物事もゆっくり俯瞰で見られるので余裕が出てくるんですよ」
この言葉を別に視点から受け止めると、人間も上に立つ人から見たら例えが悪いですが蟻などの大きさにしか見えないということです。
今の自分の足元にそのような蟻サイズ(赤蟻とか)の人間がいて何かわーわー騒いだり、攻撃してきたらどう思うか。
多分それほど痛くないし、まず声がそれほどダイレクトに耳に届かないのではないのではないだろうかと思うのです。
聞く耳を持たないとかではなくて・・・まずその足元にいる小さい人間の悩みを真剣に聞いて解決してあげたいと思えるというか・・・まとめてしまうと、同じ土俵に立っていないから真剣にその攻撃の言葉を攻撃として受け止めていないということです。
あくまでも私がこの「なるほど!」と個人的に思ったことを忘れたくなくて書いているというところもあるので分かりにくいのですが、攻撃はどの立ち位置にいても必ず受けるけれども、見え方が違うというのが、どのように見えているのかが想像できなかったのです。
ローランド様は名言も素晴らしくユーモアに溢れているとは思うのですが、こういうふとした会話内から学べる要素がとても多いと話を聞いていて感じます。
そして、改めてキラキラオーラがどうこうとか、カリスマのような存在などではなくて、また別に意味でこのような人間に少しでもなれるように頑張りたいなと思いました。
色々な角度から見ても素敵な人間だなって思わせる存在って改めて凄いなって思いました。