漫画「日日べんとう」12巻が理解出来なくて苦しむ・・・感想、ネタバレ含む

少し前に最新巻でもある12巻が発売されて読んでからモヤモヤが結構MAXになったのと、色々と作品内で11巻よりも理解に苦しむ内容がいくつか出てきたので感想を書きたいと思います。

漫画「日日べんとう」11巻が何かモヤモヤする・・・感想、ネタバレ含む
大好きな漫画で新巻が出たらなるべく早くに続きを購入する作品の一つでもある「日日べんとう」という漫画。 12巻が発売されて読んでからモヤ...

「日日べんとう」12巻を読んだ感想

少し前の巻から思っていたのですが、2人のベッドシーンってそんなに必要なことなのかな?

気付くと紫藤くんと付き合ってからかなりの回数のベッドシーンが描かれるなって。。

荒井さんの時は関係がなかったとはいえ、こんなに描く必要性ってあるのだろうかと・・・時々読んでいて気持ち悪く感じる自分と遭遇しました。

12巻では紫藤くんの会社に新入社員を入れようということで、応募で選ばれた人たちそれぞれにお弁当を作ってもらい、そのお弁当のテーマをみんなの前でプレゼンをしてもらい、その後に社長である紫藤くんと面接というような流れでした。

各自作ったお弁当箱に使用されたワッパ弁当は、これもご縁ということで持ち帰って差し上げる流れとなり、最終的には男性一人、女性一人の計2人が選ばれて研修期間を経て最終的にはどうするか決めるという感じのお話しになります。

選ばれた一人の男の子(森山くん)は丁寧だけれども、仕事が少し遅い感じで、もう一人の女の子(泉ちゃん)は仕事も早くてトータル的に優秀な感じの女の子なのですが、この泉ちゃんが紫藤さんに憧れての入社とのことなのだけれども、憧れというよりは好意を持っている感じの憧れで結構主人子の黄理ちゃんに嫌な感じの雰囲気を最初から出してきます。

そして出来ますアピールなどで自分がお茶を入れると言ってしてくれるのは良いのですが、食器類を運ぶ時も使用する時も何をする時も音を立てるたて、研修が決まった時に黄理ちゃんがお昼はお弁当を持参が良いようなアドバイスを2人にしたところ、面接でワッパ弁当をもらったからそれに詰めて持って来てアピールしなきゃという描写がいくつかあり、思わず見かねた黄理ちゃんが食器に関して

黄理ちゃん「食器が泣いてる」

泉ちゃん「丁寧に扱えってことですね、すみません」

黄理ちゃん「ついでだけど、泉ちゃんの曲げわっぱ傷が凄いね。金属のフォークではなく木製のフォークにしたら」

と助言をします。

すると泉ちゃんは笑顔で「そうしますね」と言い、その後黄理ちゃんがミラノにいる紫藤くんと業務連絡で会話をしている時に泉ちゃんがいることに気付き、紫藤くんと会話しているから泉ちゃんも話す?と言って代わるとイタリア語で紫藤くんに話かけます。

すると紫藤くんがイタリア語が話せるのかと尋ねると

泉ちゃん「今勉強中です。紫藤さんの右腕になってミラノで仕事をする日が来るかもしれないしっ♡」

その後、家に帰った泉ちゃんは母親に愚痴を言いまくるのですが、凄く本気で性格思った通りに悪いです。

それから数日後のお昼に紫藤くんの父親と会った時に仕事の依頼を受け、その件で紫藤くんから電話が入って会話をしている時に何やら焦げ臭いと思ったら、泉ちゃんが黄理ちゃんのお弁当をレンシレンジで温めて、わっぱ弁当に火が点いてわっぱ弁当が燃えてしまいます。

真っ黒になった、わっぱ弁当を前に黄理ちゃんは方丈爺との思い出を思い出して泣いてしまいます。

それに対して泉ちゃんは

買い直せば良いと思って、反省している感じを読み取れず、何より黄理ちゃんがショックを受けていることにも気づいていない感じがして・・・。

そもそも買い直せば良いとかいう発言が出る段階で、この会社「ENTAKU」の仕事の取り組み方と合っていない人材に思えるのだけれども。

ワッパをレンジに入れることに関しても、レンジの機能がどうこうではなく、わっぱという素材の問題であり、どの角度からも泉ちゃんはこの会社には向いていない。

で、黄理ちゃんは号泣して泉ちゃんに

「あんたなんかいらない、不合格!」

と言い放ち、今度は泉ちゃんが怒りで号泣します。

その後も泉ちゃんは、

そして自分はパワハラを受けたとか、上司として黄理ちゃんはおかしいなど叫びまくります。

少し気持ちを落ち着けて戻ってきた黄理ちゃんにしかも私は謝ったのだから、自分も謝れと言い続け、

「謝ってくれないんだったらぁ、あたしぃこの席取っちゃおっかなぁ。紫藤さんのとなりに座りたーい。早く紫藤さん帰って来ないかなぁ」

最終的には紫藤くんの一言で少し泉ちゃんが気付いて反省をして、研修は二人とも採用となるのですが・・・。

相手の男の子は自分だけが採用されたら、自分は仕事が遅くて泉ちゃんは早いから泉ちゃんに譲ろうと思っていたみたいな発言をします。

だけど、仕事がどうこうよりも性格的にどうなのかなって思わないのかな?

男の子はわっぱをレンジで温めたらいけないのを理解していたし会社の方針に合っているけれども、そういうことも理解していない泉ちゃんを採用する必要あるかな?

紫藤くんは根は悪い子ではないとか、黄理ちゃんからの報告を受けたり自分で見ても思ったりしたのかもしれないけれども、いくら反省しても根本が紫藤くんの仕事を尊敬して入社したいと同じ気持ちで右腕になりたい=黄理ちゃんのポジションが欲しいというのは消えない気がする。

漫画だから上手く収まってはいるけれどもモヤモヤするなぁって。。

しかも、「日日べんとう」の一巻からずっとナレーションのように物語をすすめてくれていた、わっぱが燃えて退場って、この作品の終わりも近いことを示しているのは理解しつつも、お弁当燃やさないといけない流れなの!?

黄理ちゃんの気持ちに感情移入して泣いてしまったというよりは、このお話しを読んだ時にその作者の残酷さに泣いてしまった私がいました。

キャラの大切なものを奪う必要ってあるのかなって・・・。

紫藤くんがいて、幸せな環境があって、方丈爺との思い出は記憶として残っているからそれで良いとか?

作者さんの描きたいことが分かるようで分からなくなった巻だったというか。

「許す」

ということは大切なことなのだとは理解しつつも、ちゃんと最終的には泉ちゃんも自分の失敗を失敗だと認めてはいるけれども、黄理ちゃんが泉ちゃんに言い放った一言よりも、泉ちゃんが言い続けた言動の方が遥かに酷かったようにも思えるし、何度も言うように、わっぱ弁当をちゃんと扱えないような人間に「ENTAKU」の会社で働くのは向かないと思うのだけれども。。

最初の頃は主人公の黄理ちゃんの禅を感じる生活とか思考とかが好きで読んでいたのだけれども、12巻まで読むと禅を感じるのは紫藤くんだけで、黄理ちゃんが禅寺で育ったという個人的にこの作品を良いと思った当時の雰囲気が変わってしまった気がします。

いや、恋愛もして事実婚だったり色々あって人は変わるのは良いことだし、明るくなったりして楽しそうで良いのは良いのですが・・・。

紫藤くんと黄理ちゃんとの関係や周囲とかも含めてトータル凄く良くなったのだとは思いつつも、少し先日縁を切った知人を思い出してしまいました。

「愛されているという実感が個人を甘やかす」

のかなというか・・・確かに一生懸命頑張って色々といつもの黄理ちゃんらしくできることをやってはいるけれども、なんか違うのだよな。

知人と黄理ちゃんは全く違うのだけれども、何故か重なってしまうのが、誰かから揺るぎない愛情を与えられるとその安心は「自信」に繋がるとは思うけれども「自信」はあくまでも全てにおいて良いものではないというか。

「自信」と上から目線をはき違えている人っているのかなというか・・・決して今回の黄理ちゃんがそうとは思わないけれども、どことなくなんとなくなんか「自信」って一歩間違えたら偉そうに受け止められる可能性があって、それこそ言い方って大切なのだとも感じられて。

この巻で泉ちゃんに黄理ちゃんが

「いい上司になろうとか余計なお世話だよね。あなたも好きにして」

みたいに発言するところがあるのだけれども、売り言葉に買い言葉だったり、泣かないようになどの背景には色んな気持ちがあるにしても、黄理ちゃんいい上司になろうと思っていたんだ・・・というか。。

上下関係は大切にしても、灰谷くんも含めた3人の時にそういう雰囲気ってENTAKUになかったような気がして。

最期はみんなで仲良く黄理ちゃんが作るまかないを食べるって流れにしても、先輩後輩とかでも良いんじゃないのかなというか。。

急に上司と部下とかそんな職場でしたっけ?って。

確かに荒井さんのオフィスでも上司と部下は分かれていても、雰囲気は違ったような気もしつつそこを強調する必要あるのかなとか・・・泉ちゃんが仕掛けた喧嘩に対しての発言で舐められているが故に出た言葉ではあろうけれども。。

読んで自分を見つめ直すには良い作品ではあるのかもしれません。

ただ個人的に11巻だけでも色々モヤモヤしただけに、わっぱ燃やして終わりの方向にするなら新規な余計な登場人物いらない気がしてならない12巻でした。

ここまで揃えたので一応最後までは読もうとは思うのですが、最後まで読んで読み続けなければ良かったという終わりにだけはしないで欲しいと願うばかりです。

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